最近のトレンドとなったシャープな薄型ヘッドライト。成形技術の進化でかなり薄型のライトを製造することが可能となった
モチーフとなったN360のイメージを表現するべく丸目を採用。若干の形状変更はあったが、2代目でもそのイメージを踏襲している
先代型は角型ヘッドライトの内部が丸型に光るライトとしていたが、現行型では旧来の丸目ヘッドライトを採用して個性をアピール
現行型デビュー時、「丸目と決別!?」と思わせたが、発表から1年後に、第3のモデルとして丸目ヘッドライト採用のセロが登場した
丸目ヘッドライトを基本としながら、周囲にメッキガーニッシュをあしらって存在感を主張したデザインを現行型でも採用している
オシャレ輸入車の筆頭。デイライトの光り方も個性的だが、ボンネットが丸目ヘッドライトありきの形状になっているのも洒落ている
フィアット 500:丸目ヘッドライトのクルマは可愛い! のお手本ともいえる存在。最新のEVモデルは目つきが悪くなったが、愛らしさは健在だ
メルセデス・ベンツ Gクラス:マルチビームLEDを採用するなど内部の構造は進化しているが、形状は丸目のまま。無骨なクロカンモデルという伝統を守っている
ジープ ラングラー:丸目ヘッドライトはジープの長年アイデンティティとされてきた。ラングラーを筆頭に、レネゲードやグラディエーターでも採用
リトラクタブルライトを展開すると、丸目ヘッドライトが現れるタイプがこちら。スポーツモデルらしいシャープな顔とライト点灯時のファニーな顔の両方を有していた
ロービームとハイビームそれぞれ専用のライトを左右(または上下)に1個ずつ備えていたのが4灯式ヘッドライト。配光特性に優れていたが、機能の進化によって廃れてしまった
クルマの外観を構成するヘッドライト以外の意匠も影響しているが、丸目がカワイイというイメージが定着した現代でも、その表情が愛くるしいものであるとは思わせない
セミリトラから丸目ヘッドライトがちょっと見えている(ピアッツァ)とか、大きなフォグランプのように思わせる丸目(ジューク)など、個性溢れた変わり種も存在した