2022年シーズンのスーパーフォーミュラは2週間の隔離も撤廃され全戦参戦が可能になったが、2年近くテストも参戦もできなかった影響はかなり大きいようだ
もてぎで行われた第7戦では雨の中を奮闘
第7戦の直後、同じくもてぎで行われた第8戦では「レースペースは良かったんで見えてきた感じはある」という。「全力でトップ争いできるクルマにして、優勝して気持ちよくシーズンを終われるようにしたいって思ってます」
昨シーズンの同じ時期と比較して、2週間の隔離がなくなったため出入国は格段に楽になった。「おかげで今季はスーパーフォーミュラに全戦参戦できてます。でも、スーパーフォーミュラはそんな甘いカテゴリーじゃない」
2022年のWECではチーム代表を兼任。プレイングマネージャーとして、マイク・コンウェイ、ホセ・マリア・ロペスと共に7号車を駆る
「タイトル争いを考えると、僕が乗ってる7号車はかなり厳しいのが現実なので、現在ランキング2位にいる8号車が勝てるようにはしたい」と、ドライバーとしての熱い自分を抑え、チーム代表としての冷静な判断を優先する言葉も
WEC次戦第5戦は3年ぶりの富士での開催。「たくさんのお客さんにレースをみていただきたいし、観に来たお客さんが盛り上がるレースをして、WECというカテゴリーを注目してもらえるようにしたい」
チーム代表としては初めてとなる富士でのレース。どうすればいいのかわからない部分もあるが、「耐久レースって面白いな」っていうふうにまず伝わって欲しい、と、代表としてもドライバーとしても期するものがあるようだ