煽られたくなければこれを選ぶべし! 煽られないクルマ5選

煽られたくなければこれを選ぶべし! 煽られないクルマ5選

 テレビやSNSを見ていると、嫌が応でも煽り運転の映像が目についてしまう。

 煽り運転に絡む事故はもちろんだが、罰則規定が強化されており、違反とみなされると相当なペナルティが課せられる。

 「ドライブレコーダーやスマートフォンなどで記録した動画は有力な資料となる場合があるので、加工・消去せずに保管してください」と警察が明言しているので、動かぬ証拠を記録されたらアウトだ。

 悲しいかな「煽られやすいクルマ」がある一方で、「煽られにくいクルマ」があることも事実だ。

 そこで「煽られたくなければこれを選ぶべし! 煽られないクルマ5選」と題して、乗り替えのタイミングなどで煽られにくい新車&中古車を選ぶ参考になれば幸いだ。

文/松村透
写真/レクサス、トヨタ、メルセデスベンツ、AdobeStock(show999,waranyu)
※この情報は2022年8月30日現在のものです

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■罰則規定が強化された「煽り運転」

煽られたくなければこれを選ぶべし! 煽られないクルマ5選
こちらはただのメルセデスベンツSクラスではない!「S600 Guard」という防弾仕様車だ

 令和2年6月30日から、他の車両等の通行を妨害する目的で、急ブレーキ禁止違反や車間距離不保持等の違反行為を行うことは、交通指導取締りの対象となったからだ。
 
 仮に違反した場合、
・3年以下の懲役又は50万円以下の罰金
・違反点数25点
・運転免許の取消し(欠格期間2年、前歴や累積点数がある場合には最大5年)
が科せられる。

 さらに、上記違反行為によって著しい交通の危険を生じさせた場合、
・5年以下の懲役又は100万円以下の罰金
・違反点数35点
・運転免許の取消し(欠格期間3年、前歴や累積点数がある場合には最大10年)

 と定められており、運転免許保持者であればかなり重い罰則規定であることが理解できるはずだ。

煽られたくなければこれを選ぶべし! 煽られないクルマ5選
ドライブレコーダーやスマートフォンで撮影した動画は、有事の際の証拠となりうる。必ず保存しよう

 ちなみに、妨害運転の対象となる一定の違反についてだが
◎妨害運転の対象となる一定の違反(10類型)
1.通行区分違反(*)
2.急ブレーキ禁止違反(*)
3.車間距離不保持(*)
4.進路変更禁止違反(*)
5.追越し違反(*)
6.減光等義務違反
7.警音器使用制限違反(*)
8.安全運転義務違反(*)
9.最低速度違反(高速自動車国道)
10.高速自動車国道等駐停車違反
(*)7類型の違反については、自転車による行為でも該当するので注意が必要だ

 と定められている。

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