ニラミの効いた顔を見て!! マツダの新型SUV「EZ-60」がカッコよすぎて鳥肌モノ!!!

ニラミの効いた顔を見て!! マツダの新型SUV「EZ-60」がカッコよすぎて鳥肌モノ!!!

 セダンモデルのEZ-6に続き、長安マツダが電動SUV「EZ-60」を公開した。スタイリング的には2024年に発表されたコンセプトカー「創(ARATA)」の発展形だが、斬新な空力処理など新情報も判明した。その中身をお伝えしよう!!

文:ベストカーWeb編集部/写真:長安マツダ

ついに姿を現したEZ-60。今後のマツダSUVの祖形ともいえる
【画像ギャラリー】EZ-60の空力の鬼っぷりがここから分かる!(15枚)画像ギャラリー

全身が空力の鬼だった!

ついに姿を現したEZ-60。今後のマツダSUVの祖形ともいえる
ついに姿を現したEZ-60。今後のマツダSUVの祖形ともいえる

 4月10日に公開された「EZ-60」。車名からも分かる通り、セダンモデル「EZ-6」のSUVモデルと解釈できる。エクステリア的にもEZ-6の印象を引き継いだ感じで、電動化を意識した魂動デザインの進化を感じさせる。

 なかでも印象的なのがフロントマスクだろう。フロントグリル開口部をなくす一方、グリル下端から左右ライトへ繋がる「シグネチャーウイング」のラインをそのままシグネチャーライトへ転用した。暗闇で浮かび上がるウイング形状は、ひと目でマツダ車と分かる個性だろう。

 いっぽう新たな発見となったのが、エアロダイナミクスだ。EZ-60はボディ各所に空気を取り込むスリットを設けており、単なるドラッグ低減以上の空力効果を狙っていることが察せられる。

 まずフロントマスクでは、フロントバンパーのエアダクトや左右タイヤハウスへの導風スリットこそ一般的だが、グリル上部にもスリットがあり、ここからボンネットへ抜ける空気の通り道がある。フロントグリル周辺の揚力低減を狙ったものだろう。

カッコよさもさることながら価格にも期待!

フロントグリルからボンネットに空気の通り道があることが分かる
フロントグリルからボンネットに空気の通り道があることが分かる

 ボディサイドでは、側面を流れる空気に乱流を起こさぬよう、左右ドアミラーの形状を薄く、最適化している。

 さらにリアタイヤに向かって膨らむフェンダーに合わせて、サイドウインドウから浮きあがらせたDピラーに注目。この処理が平板になりがちなサイドビューにスポーツカーのような躍動感を生んでいるのだが、実はここにもスリットがある。

 写真では、そのDピラーのスリット内にフィンのようなものが見えるのだが、スリット内部を通ってリアガラスへ抜ける空気の整流効果があるものと予想する。

 最後にリアビューだが、「創」でトライしたような、リアガラス下端をスパッとカットし、その奥にテールレンズを浮かび上がらせる処理は、無難な処理へと変更されたようだ。

 リアハッチのガラス部分は、前述したDピラーのスリットを抜けた風が通過するわけだが、こいつは車両後方にできる空気の剥離渦を抑える効果を生むはずだ。

 今回はインテリアに関する発表はなかったが、室内についてはおそらくEZ-6に準じるはず。水平基調のダッシュボードとまっすぐ伸びるセンターコンソールを特長とし、タッチ式大型スクリーンを備える点はいうまでもない。

 このEZ-60だが、4月23日に幕を開ける上海モーターショーで全貌が明らかになるという。EZ-6が16万元(約320万円)というお手頃価格で登場しただけに、EZ-60の価格も注目だが、その他にも予想外のサプライズがあるかもしれない。日本導入も含めて、続報に期待!

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