■プリウスα N-BOXスラッシュ… 人によっては超懐かしいor全然知らねー!? 姿を消した派生モデル7選
トヨタ プリウスα(2011~2021年)…プリウスが先代型3代目モデルだった時期に加わったステーションワゴン&3列シートミニバン。ステーションワゴンをメインに販売は最後まで堅調で、タクシーにもよく使われていたが、ステーションワゴン需要の激減により絶版に。保有台数を考えると、後継車の登場が待ち望まれるモデルだ/派生車としての成功度:★★★☆☆
トヨタ アルテッツァジータ(2001〜2005年)…初代アルテッツァに加わったラゲッジスペースを重視しないシューティングブレークで、ジータにだけATのみの組み合わせながら3L、直6も設定された。今思うとアルテッツァジータは特に問題のあるクルマではなかったが、ヒッソリと姿を消した。今ひとつ存在感が薄かったのが惜しまれる/派生車としての成功度:★★☆☆☆
トヨタ パッソセッテ(2008〜2012年)…初代シエンタの後継車的存在として、ブーンルミナスとともにダイハツ主導で開発されたコンパクトミニバン。乗ればシッカリしたなかなかいいクルマだったが、ヒンジドアだった点や3列目の狭さなどを理由に軌道に乗れず、パッソセッテは一代限り、シエンタは継続という対照的な運命となった/派生車としての成功度:★★☆☆☆
日産 マーチボックス(1999〜2002年)…2代目マーチのモデルサイクル終盤に加わったコンパクトステーションワゴン。コンセプトは悪くなかったが、ステーションワゴン化のため延長されたリアオーバーハングや、高められた全高に一体感を感じられなかったことを大きな理由に、浮上することなく短命に終わってしまった/派生車としての成功度:★☆☆☆☆
ホンダ N-BOXスラッシュ(2014〜2020年)…初代N-BOXに加わった、全高をハイトワゴン級に抑えた派生車。N-BOXスラッシュはスペシャルティなエクステリアに加え、機能面も静粛性の向上や価格を考えれば絶品と断言できるオーディオなど、高級な軽乗用車に仕上がっていたが、残念ながらユーザーがコンセプトを理解できなかった/派生車としての成功度:★★☆☆☆
スバル インプレッサグラベルEX(1995〜1996年)…初代インプレッサのモデルサイクル中盤に加わったクロスオーバー。輸出仕様にあったアウトバックスポーツの日本仕様で、ひととおりのクロスオーバー化が施されていたが、日本では短命に終わった。しかし、フォレスターやXVへの発展を考えるとグラベルEXが残した功績は小さくなかった ●成否★★☆☆☆
ダイハツ ミラRV-4(2011〜2021年)…3代目ミラの後期モデルで追加されたクロスオーバー。最低地上高アップ、カンガルーバーや背面スペアタイヤの装着といったクロスオーバー化が施されていたが、登場が早すぎた感は否めず、一代限りで絶版。しかし、ミラRV-4の意思がネイキッドやタフトに受け継がれたのは救いだった/派生車としての成功度:★☆☆☆☆