タイヤが一気にはじけ飛ぶバーストが発生すると一気にハンドルをとられて周りを巻き込む大惨事になる恐れがある
空気圧が低下したタイヤで高速走行をするとタイヤ全体が大きく波打つスタンディングウェーブ現象が発生し、タイヤのバーストを招いてしまう
タイヤと地面の間に水の膜ができることでグリップが失われるのがハイドロプレーニング現象。アクセル、ブレーキ、ハンドルといった操作が利かなくなってしまう
ハイドロプレーニング現象はタイヤの状態が万全であっても雨の中でスピードを出すと起きる可能性がある。4 輪すべてに発生すると完全に制御不能になってしまう
溝の多いスタッドレスのほうがハイドロプレーニング現象は起きにくいと思うかもしれないが実は逆。雨のような大量の水の場合、柔らかいスタッドレスタイヤでは水を保持してしまい水の膜ができやすくなる
セルフ式ガソリンスタンドにはエアゲージの付いた空気入れが設置されている。1カ月に一度程度は給油する際にチェックをする習慣づけを
タイヤのサイドは接地するトレッドと違い薄く弱いため、ひび割れなどの劣化を放置するとパンクやバーストにつながる可能性が高い
スペアタイヤは荷室の底や車両の下側に搭載されている。パンク修理キットは荷室の中やシート下に搭載されていることが多いので確認しておこう
テンパータイヤはあくまで緊急用のタイヤなので出せる速度や走行できる距離に制限がある。走れるからとそのまま履き続けたりしないように
タイヤ交換で車載されているパンタグラフジャッキを使用する際はフレームに切り欠けのあるジャッキアップポイントに合わせて使用しないと車体へのダメージやジャッキが外れるリスクがある
タイヤ交換後は必ず様子を見ながら走行してある程度の距離を走ったら緩みがないか確認しよう。しっかり規定トルクで締めていても振動などで緩む「初期なじみ」が発生する可能性がある
車載のパンク修理キットがなくても市販のものを使用してもいい。バルブから薬剤を入れるタイプ以外にも穴の箇所に直接ラバーセメントで埋めるものなど、さまざまな種類がある
タイヤの異常が起きた際は安全に停車することを最優先に。高速道路や交通量の多い道路では後方車両に故障車を知らせるために三角停止板や発炎筒も設置する