マセラティの2ドアクーペ「グラントゥーリズモ」が2代目に進化し、そのスタイルと仕様の意一部が公表された
最上位のパフォーマンスモデル「トロフェオ」は、3LV6ツインターボを搭載し、最高出力550psを発揮する
3LV6ツインターボエンジンを搭載し、最高出力490psを発生する「モデナ」
「モデナ」のリアスタイリング。新型グラントゥーリズモは、初代の面影を強く受け継ぐ美しいスタイリングが魅力だ
目玉となるのが「フォルゴーレ」。エンジン車と同じスタイルを持つピュアEVのクーペ。流麗なスタイルの下には、大容量バッテリーを収める
「フォルゴーレ」のリアスタイル。駆動用リチウムイオン電池の容量は、92.5kWhの大容量のもの。300kWの出力のモーターを3基搭載し、システム最高出力は約760psにも達するという
ガソリン車の3LV6ツインターボエンジンは、マセラティの新世代エンジン「ネットゥーノ」であり、チューニングの異なる2タイプを用意する(写真は、グレカーレ トロフェオ搭載エンジンのもの)
近代のマセラティクーペの歴史を振り返ろう。1998年に登場した「3200GT」はジョルジェット・ジウジアーロがデザインを担当。2002年には、3200GTをベースに大幅改良を受けた「クーペ」へと進化を遂げている
2007年に登場した初代グラントゥーリズモ。デザインは、ピニンファリーナが担当。オープンモデルのグランカブリオは、マセラティ量産車初の4シーターオープンであった
2019年の初代グラントゥーリズモ生産終了を記念し製作されたワンオフモデル、「グラントゥーリズモ ゼダ」は、2020年に日本での展示も行われている