マツダ初のロータリーエンジンエンジン搭載車はこのコスモスポーツ。動力性能はもちろん、美しいボディフォルムでも高い評価を得ている
ロータリーエンジンを完成させたドイツのフェリクス・ヴァンケル。このためロータリーエンジンのことをヴァンケルサイクルエンジンと呼ぶこともある
1964年に発売された、世界初のロータリーエンジン搭載市販車のNSU ヴァンケル スパイダー。車名はもちろんフェリクス・ヴァンケルにちなんだもの
NSUがヴァンケル スパイダーに続いて1967年にリリースしたロータリーエンジン搭載車のRo 80。同時期のコスモスポーツに比べて完成度が低く、オイル漏れなどのトラブルが頻発した
ロータリーエンジン搭載スポーツカーの代表的な存在になっている3代目マツダ RX-7。コーナリング性能にも優れたクルマだったが、燃費の悪さでもまた有名だった
現在のところ最後のロータリーエンジン搭載市販車となっているマツダ RX-8。2012年に販売を終了
水素を燃料にした場合、レシプロエンジンではバックファイヤーなどが起きやすいが、ロータリーエンジンは構造上この問題が少ない。写真は水素エンジンを搭載したRX-8の実験車両
10代目セドリックと同時に登場した11代目日産 グロリア。セドリックの兄弟車であり、こちらにもエクストロイドCVTが搭載されていた
エクストロイドCVTの構造図。ディスクとパワーローラーを組み合わせた複雑な構造を採用し、利点は多かったがその複雑さゆえに成功することなく歴史のなかに消えていった
シトロエンと提携関係にあったプジョーからもハイドロサス装備のモデルが販売されている。写真のプジョー 405Mi16(1989年)にはハイドロサス搭載モデルも存在していた
現在のところ最後のハイドロサス搭載シトロエンがこのC6。2017年まで製造された
ハイドロサスを搭載したシトロエン BX(1982年)の透視図。フロントサスの上部に見えるグリーンの球体部分に空気室と高圧のオイルが入っていて、スプリングとショックアブソーバーの役割を果たしている
1970年代の国内スーパーカーブームで人気を集めたクルマの多くがリトラクタブルヘッドライトを装備していた。このランボルギーニ カウンタックもそんなモデルの一台だった
現在でも衰えぬ人気を誇るトヨタ AE86型スプリンタートレノ。発売は1983年で、この時代のクルマにはリトラクタブルヘッドライトを採用しているものが多い
前から開くリトラクタブルヘッドライトではなく、ライトが立ち上がるポップアップ式もあった。このポルシェ 928やランボルギーニ ミウラなどがポップアップ式ヘッドライトを採用していた
フェラーリ 365GT4BB。畳まれている状態のリトラクタブルヘッドライトは空気抵抗の軽減に貢献していたが、ライトを開いた途端に空力効率が大きく低下してしまうのが難点