■普通のクルマをちょっとチューン!! 特別なのにグッと身近な「記憶に残るB級スポーツカー」たち
三菱 リベロGT(1994年)…FF化後4代目となるランサーのステーションワゴン的存在のリベロに、エボではないランサーGSRと同じ1.8Lターボ+4WDを搭載したスポーツワゴン
マツダ AZ-1マツダスピード(1994年)…ミドシップ+ガルウイングドアというスーパーカーのような軽スポーツのAZ-1にマツダスピードのボンネット、フロントバンパー、リアウイングを装着。AZ-1にはM2仕様の1015もあった
日産 プリメーラ オーテックバージョン(1994年)…初代プリメーラの1994年に始まったJTCC参戦を記念したモデルで、180psにパワーアップされた2L・DOHCを搭載し、各部も強化
トヨタ TRD2000(1994年)…こちらもJTCCに参戦していた7代目カローラに、TRDがそのノウハウを盛り込んだスペシャルモデル。99台限定でカタログモデルにはない2L・DOHCを搭載していた
三菱 シャリオ リゾートランナーGT(1995年)…ヒンジドアを持つ乗用車型ミドルミニバンだった2代目シャリオに、第1世代のランエボに近い2Lターボ+4WDというパワートレーンを搭載したスポーツミニバン。MTも設定されていた
三菱 RVRハイパースポーツギア(1997年)…初代RVRにも2Lターボ+4WDという仕様は設定され、その最終モデルとなるハイパースポーツギアは大型エアロパーツなどを装着
トヨタ キャバリエTRDスポーツ(1997年)…トヨタが販売したアメリカ製GM車となるキャバリエ。写真のクーペはTRDのエアロパーツやダウンサス、セダンはダウンサスなどを装着
日産 アベニールGT4(1998年)…2代目アベニールに設定された2Lターボ+4WDとなるスポーツワゴン。堅実なモデルではあるが、いろいろな意味で華に欠けた
スズキ Keiスペシャル(1999年)…ターボエンジンを搭載したKeiをベースにベルアート架装によるエアロパーツなどを装着し、インテリアもスポーティなものとした雰囲気メインのスポーツモデル
マツダ マツダスピード ファミリア(2001年)…ファミリアとしては最後となった9代目モデルに、カムなどエンジン内部までチューニングした2LNAを搭載する隠れたスペシャルモデル
日産 エクストレイル20GT(2001年)…初代エクストレイルに2Lターボを搭載したスポーツSUV。搭載された4気筒のSR20ターボは意外にもNEO VVL付きで280psとなる最強仕様だった
三菱 エアトレック ターボR(2002年)…アウトランダーの前身となるエアトレックに2Lターボ+4WDを搭載した、第3世代ランエボのSUV版的存在
トヨタ コンフォートGT-Z(2003年)…タクシーや教習車がメインとなるコンフォートにトヨタテクノクラフトが2Lスーパーチャージャーを搭載し、各部もチューニングしたという珍しいモデル
三菱 エクリプス スパイダー(2004年)…アメリカからの輸入車で手軽なクーペだったエクリプスの3代目モデルは、かなり遅れてオープンのスパイダーだけが3L・V6を搭載し日本導入された
三菱 コルトプラス ラリーアート(2004年)…初代コルトにはビッグマイナーチェンジの際にステーションワゴン的なプラスが追加され、1.5Lターボを搭載するラリーアートも設定された
トヨタ ブレイドマスター(2007年)…ゴルフクラスだった初代オーリスの上級車となるブレイドの最上級モデルは、当時のゴルフR32も驚く3.5L・V6を搭載。そのキャラクターはスポーツというよりはGT志向だった
日産 マイクラC+C(2007年)…英国生産となる3代目マーチの4人乗りオープンモデル。1.6Lエンジンを搭載し、日本仕様に比べて質感も大幅に向上していた
トヨタ ヴィッツTRDターボM(2008年)…ヴィッツには初代モデルにもTRDが手掛けた1.5Lターボがあり、2代目モデルでも継続された。2代目モデルは車体が改良されたこともあり扱いやすいモデルに進化