飛ぶ鳥を落とす勢いで売れまくっていた1990年代の三菱 パジェロ。軽自動車版であるパジェロミニ発売後となる1995年の段階でも、本家パジェロは売れ続けていた
パジェロの縮小版として登場した三菱 パジェロミニ。本家パジェロの人気に乗り、1995年には年間10万台以上の販売を記録。これは本家の単年販売最高記録も上回っていた
パジェロと同じく1990年代中盤に順調に売れていた三菱 デリカスペースギア。しかしパジェロの人気には及ばなかった
2007年に登場した三菱 デリカD:5。2019年のビッグマイナーチェンジで息を吹き返し、ミニバンを超えたアウトドア車として支持を受けている
ダイナミックシールドと新型ディーゼルエンジンの投入で人気を回復させた三菱 デリカD:5。それでもかつてのパジェロの売れ行きには遠い
三菱 デリカD:5。先日披露されたデリカミニは「ミニバン×SUV」という特異なキャラクターを持つデリカD:5を彷彿とさせる「軽スーパーハイトワゴン×SUV」といった姿で登場したが、本家のデリカD:5よりも万人に訴えるとっつきやすさを持っている
デリカD:5とデリカミニ、パジェロとパジェロミニの関係を鑑みて、清水草一氏が導き出した結論は……中ヒット!! まるっきり鳴かず飛ばずではないが、かつてのパジェロ&パジェロミニの超ヒットには及ばないというのが清水氏の予想だ
デリカミニの中身は基本的にeKクロススペース。デリカミニの発売によって、最も割を食うのはeKクロススペースになる可能性も高い