スバリスト歓喜! 新型トレイルシーカーは聖地群馬の矢島工場製だぜ!!

スバリスト歓喜! 新型トレイルシーカーは聖地群馬の矢島工場製だぜ!!

 完全にノーマークだった新しいスバルの電動SUV「トレイルシーカー」。その見どころはいろいろあるが、スバリスト的にうれしいのは群馬県の矢島工場製だということ。これはつまり、スバル独自のEV開発のスタートなのよ!!

文:ベストカーWeb編集部/写真:スバル

スバル トレイルシーカー。聖地の矢島工場製だぜ!
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ついに矢島工場でスバルのEVが作られる!

スバル トレイルシーカー。聖地の矢島工場製だぜ!
スバル トレイルシーカー。聖地の矢島工場製だぜ!

 4月16日、ニューヨークショーで公開されたスバルのトレイルシーカー。ベストカーWebの予想した「C-HR+兄弟車説」はいい意味で裏切られ、想像以上にスバルの独自色が強いクルマが姿を見せた。

 どこが独自色かというと、既存のソルテラのラゲッジ容量を大幅に拡大したこと。ラゲッジルームを6インチ(約15センチ)延長し、ステーションワゴンとしても使える大容量を確保したことは、トヨタがクラウン エステート(シグニア)で指向した方向性と同じとみることができる。

 しかしそれ以上に注目なのは、このトレイルシーカーが、トヨタのe-TNGAプラットフォームを使っているにも関わらず、スバルの故郷、群馬県太田市で作られることだ。ソルテラがトヨタの元町工場でbZ4Xといっしょに作られていることを考えれば、驚きの事態といえる。

 遡ればスバルは2022年5月に発表した国内生産体制の再編計画で、「BEVの自社生産については矢島工場での混流生産から立ち上げる」と発表しており、その時期は「2025年付近」と明かしていた。トレイルシーカーはまさにこの内容と合致するわけだが、e-TNGAを活用した点は正しく合理的といえる。

 唯一不安の種があるとすれば、トランプ関税による生産拠点の見直しだ。トレイルシーカーのメインマーケットは北米だろうから、関税回避のためには現地生産が望ましい。

 おそらくスバルは今、インディアナ州にあるSIA(スバル・インディアナ・オートモーティブ)の生産キャパシティ拡大を急務としているだろうから、将来的にはトレイルシーカーも北米生産モデルとなるのかもしれない。

 ともかく、このクルマからスバルの電動化が新たな一歩を踏み出したことは確か。トレイルシーカーに続く第2、第3のモデルにも期待したい。

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