2022年10月に販売を終了した3代目スバル XV。「XV」の名称としては最後のモデルとなった
2022年9月に公開された4代目のXVとなるスバル クロストレック。北米での名称「クロストレック」をグローバルネームとして名乗ることになった
1999年の登場以来大ヒットし、3代・20年間にわたってトヨタのボトムラインを支えたトヨタ ヴィッツ
ヴィッツは2000年のモデルチェンジと同時に名称変更してトヨタ ヤリスとなった。名前が変わっても好調はキープ
ダイハツが開発を担当する小型SUVのトヨタ ラッシュ
ラッシュから名称を変更した、SUVブームを追い風に大ヒット中のトヨタ ライズ
トヨタ ラッシュは開発元のダイハツではダイハツ ビーゴ(写真)として販売された
ビーゴから名称を変更した、ライズと同じくヒット中のダイハツ ロッキー。折からのSUVブームと相まって名称変更が好影響となった
ライバルのダイハツ タントに大敗北を喫したスズキ パレット
名称変更後はタントと好勝負を展開するスズキ スペーシア。パレットの商品力の弱さが売れ行きに響いたか?
比較的地味な存在だった三菱 エアトレック
名称を変更し、三菱 アウトランダーとなってからは存在感を増し、いまや三菱を代表する車種となっている
海外市場では成功をおさめた日産 ジュークだが、個性的なデザインの影響か、国内では海外ほどの人気は得られなかった
後継モデルでは名称を変更して日産 キックスとなったが、売れ行きは劇的に上向くまでに至っていない
ダイハツがムーヴラテで切り開いた「カワイイ軽」の後継モデルだったダイハツ ミラココア。ムーヴラテ時代と比べて販売は振るわなかった
女子向けナチュラルテイストに転換すると同時に車名も変更したダイハツ ミラトコット。残念ながら販売は上向いていない
トヨタ コロナはコロナプレミオ(写真)を経て、最終的にはトヨタ プレミオとなっていく
トヨタ プレミオ
トヨタ プレミオの姉妹車であるトヨタ アリオン。プレミオと共に2021年に生産を終了した
日産セダンの代名詞ともいえたセドリック/グロリアも名称を変更し、フーガとなった(写真はセドリック)
日産 グロリア。セドリックと合わせて「セドグロ」という呼び方も今は懐かしい
セドリック/グロリアの系譜を受け継いだ日産 フーガ。2022年夏に惜しまれつつ生産終了となった
一世を風靡した日産 セフィーロだが、盛者必衰。販売不振で「ティアナ」と名称を変更
日産 ティアナ。初代はそれなりの売れ行きを見せたが、2代目、3代目と右肩下がり。2020年に日本での販売を終了したが、海外では販売継続中
日産 ブルーバード。途中「ブルーバードシルフィ」を挟み、シルフィとなった
日産 シルフィ。2021年に国内での販売を終了。中国では4代目となり販売継続中。アメリカでも「セントラ」の名称で販売される
販売不振にあえいだ日産 パルサー(写真)はゴーン体制下で「ティーダ」に名称を変更
日産 ティーダ
同じくゴーン体制下で「ティーダ ラティオ」に名称を変更した日産 サニー。往年の看板ブランドである「サニー」でさえも名称を守ることはできなかった
日産 ティーダ ラティオ。2012年、ティーダとともに日本での販売を終了
のちに「グレイス」へと名称を変更するホンダ フィットアリア
ホンダ グレイス
のちに「シャトル」へと名称を変更するホンダ フィットシャトル
ホンダ シャトル。「そもそも小型セダンもワゴンも売れずに、国内では将来性もないと見極められたから消えたけど、グレイスもシャトルもクルマとしてはよかったんだよねぇ」と清水草一氏。名称の変更は吉と出ることもあれば、時代の流れには逆らえないこともある