走って楽しいクルマとして、いの一番に名前が挙がるマツダ ロードスター。屋根を開けてオープンで走れるというのも理由のひとつだろう(写真は2022年11月の一部改良で追加された特別仕様車「Brown Top」)
オープンカーにはグローブボックスやストレージボックスにロック機構が点いている車種も多い。また、トランクの開閉レバーなどもこのボックス内に設置されている車種が多いので、ごく短時間ならオープンのままでも盗難の危険は低くなる
気になるようであれば、樹脂や鉄板の屋根を持ち、電動開閉が可能なリトラクタブルハードトップタイプのオープンカーを検討するのもいい
オープンカーはインテリアも外から丸見えになるため内装色選びにも気合いが入る? しかし、春は花粉、夏は猛暑、冬は寒さとの戦いとなり、屋根を開けて走る機会はそれほど多くはない。特に夏場は自殺行為となりかねない
2014年にフルモデルチェンジをはたした現行型ダイハツ コペン。前出のロードスターと並んで、現在新車で購入できる日本車のなかで数少ないオープンカーの一台
暑さに寒さ、花粉など、日本の気候はオープンカーにとっては逆境といえるが、逆にそれらにひるまず、自己責任で開けたい時に開けるのがオープンカーの正しい楽しみかたかもしれない
ビニールレザーやキャンバスで作られているソフトトップは経年劣化が避けられない。ソフトトップの交換には、部品と工賃で最低でも10万円前後の出費となる。オープンカーの宿命だ
やはり屋根を開けて走る開放感はオープンカーならではの醍醐味。EVが増えれば周囲のクルマから発せられる熱気などはずいぶんと解消しそうだが、はたしてどうなる!?
2022年に生産終了となったホンダ S660。ただでさえ少なかった日本車のオープンカーの生産終了は多くの自動車ファンから惜しまれた
2022年に生産終了となったホンダ S660。今後登場する新型車に、オープンカーは現れるのだろうか?