二輪事故では、衝突したクルマをはじめ、ガードレールなどの構造物に胸部を強打することで致命傷に至るケースも多い。この被害を最小限に抑えるのが胸部プロテクターの役目だ ※画像はRSタイチHPより
バイクはクルマより小さく見えがち。対向車のドライバーは遠くにいるように見えて右折や直進するケースがある。互いに対向車の動きに注意し、無理な右折や直進を避けたい。※画像は警視庁より
こうした状況での右直事故もよく起きるケース。すり抜けはもちろん控えるべきだが、ライダーは「右折車がいるかもしれない」と意識したい。※画像はホンダHPより
二輪車乗車中死者の損傷主部位。頭部と胸部が致命傷になったケースが約8割だ。※出典:警視庁
胸部プロテクター着用率の推移。毎年微増傾向で、2022年の着用率は0.3%増の8.9%だった。※表は警視庁HPより
体に装着する胸部プロテクターならジャケットを選ばず、防護性能を高められる。写真はコミネ製のバイク用チェストアーマー SK-629 453。実勢価格は4000円以下だ
安全性の高いハードタイプがおすすめ。防護性能が高く、装着もしやすいジョイントタイプ(写真)も登場している
「JMCA胸部推奨プロテクター」マーク。ヨーロッパ規格をクリアした製品に貼付される。星一つはEU規格レベル1相当、星2つはレベル2相当で、星が多いほど安全性が高い
着用プロテクター種類別の調査結果。ハードタイプの割合が少し増えている。※出典:警視庁
胸部プロテクターを着用しない理由の調査結果。3174人のライダーに調査した。※出典:警視庁