バックモニターなど、ベーシックな安全装備は後付けでも入手可能だが、先進のシステムを求めるならメーカーオプションを選択するしかない
ハンズフリースライドドアのような快適装備も後付け不可のものが多いので、あとで「付けときゃよかったー」となりがち。ホンダステップワゴンのハンズフリースライドドアの場合、両側に装着しても5万5550円(取付費別途)と、意外とお手頃価格
汎用品のカーナビは多くのラインナップから選ぶことができ、純正ナビに比べて安価なものも多い。ただし、ビルトインではない(オンダッシュ型)ものは見た目がイマイチという難点もある
付けたはいいが、使わないオプションのNo.1とも揶揄されるサンルーフ。しかし下取り時の買取り価格は高め。リセールを気にする人は希望車種のサンルーフ付きとなしの価格差を中古車情報などでチェックするのもお薦め
メーカーオプションとして設定されるスマートキーだが、実は後付けも可能なパーツではある(写真はHonda「VEZEL」用純正アクセサリー、エンジンスタートボタン付Hondaスマートキー)
トライブレコーダーは悩むところだが、カーナビ同様、見た目を気にするならオプションで取り付けてしまうのが正解。汎用品はどうしても配線などが気になってしまう……
ドアバイザーは窓から雨が入り込むのを防げるため雨の日の換気などに役立つが、イメージしていたクルマの外観とは異なる……なんてこともある。エクステリアデザインにこだわる人には要熟考パーツだ
ラゲッジトレーはアウトドアレジャーなどを楽しむ人には重宝するオプション。オプションのものは、効率的にラゲッジルームを使用できるようなデザインが施されているのも魅力。画像は、ホンダ ヴェゼルのシートバックトレー(1万9800円)&ラゲッジトレー(1万4300円)
中古車の場合、「フル装備=オプションのすべてが付いている」というわけではないことを知っておこう
クルマを購入するときの見積もりを見ると、本体価格以外にも驚くほどのたくさんの諸経費が記載される。これを見ると、オプションをあれもこれもと付ける気が萎えるというが、後付け不可能なものに関してはケチると大後悔ということにもなりかねない