以前はシンプルな操作で任意に点灯・消灯に切り替えができたヘッドライトだが、オートライトの義務化以降に登場したクルマでは少々操作が複雑に。昼間時の点灯や停車時にライトを消したい場合など、それぞれの車種で設定された操作が別途必要となる
ロービームとハイビームが自動で切り替わる便利なオートハイビーム機能ではあるが、建物が多い場所を走る場合での誤動作や、前走車との距離や切り替わりのタイミングによっては、パッシングをしていると勘違いされる懸念も
歩行者や自転車といった小さな対象物を認識せずロービームに切り替わらない場合や、標識やガードレールを対向車と誤認してハイビームに切り替わらないといった事例もあるため、オートハイビームは状況に応じた手動での切り替えが必要な場合も
バックでの駐車時に左後方のリアタイヤ付近を見やすくするためにミラーの角度が変わるトヨタの「リバース連動ミラー」。他のメーカーでも同様の機能が用意されており、バック駐車時に不慣れな初心者ドライバーには強い味方に
近年、多くの車種で普及が進むバックモニターだが、メーカーによって見え方や使い勝手が異なるなど、慣れないうちはやや戸惑うもの。サイドミラーのほうが見やすいというドライバーもまだまだ多いようだ
左右のクルマとの隙間があまりないような駐車場では、エンジン始動やドアロック解除で自動的に開いたサイドミラーが隣のクルマと接触しないよう注意が必要だ
土砂降りにもかかわらず動かない、反対に小雨でも反応してしまうことがあるというオートワイパー。オートとはいうものの、天候に合わせた操作が必要となってくる
雪が降る冬の季節では、積雪による重みや凍結によってワイパーが動かない状態にもかかわらず、エンジンの始動とともにオートワイパーのセンサーが反応してワイパーが動いてしまい、リンク部分やブレードを破損する危険も。積雪時の駐車時はオートワイパーを忘れずオフにしておきたい
オートワイパーの設定は車種によってさまざまなため、愛車での操作方法はしっかりと理解しておきたい。普段はオフにしておき、雨が降り出したらオートに切り替えるという切り替えるという使い方が便利でトラブルも少ないようだ
軽自動車ながらワンタッチウインカーを標準装備するホンダ・N-WGNでは、レバーを上または下に軽く押して放すだけで、ウインカーが自動的に3回点滅する
高速道路での車線変更時などには便利なワンタッチウインカー。簡単操作で素早くウインカーを出せるのに加え、消し忘れの心配もないのがうれしい