2代目ハイラックス サーフのデビューはバブル絶頂期の1989年。従来の2ドアだけでなく、実用性の高い4ドアもラインナップに加わり、RVブームの追い風もあって若者を中心に圧倒的な人気を博した
1995年11月に生産終了となった2代目ハイラックス サーフだが、1990年8月にV6 3.0リッターガソリンエンジンを、1993年8月には3.0リッターディーゼルターボエンジンを追加し、ラインナップを拡充していった
フレームから刷新したシャシーとホイールベース&トレッドの拡大で走安性と乗り心地を向上させた3代目。5ナンバー枠内の標準ボディとオーバーフェンダー装着のワイドボディというふたつのバリエーションを用意(ハイラックスサーフ)
日野自動車と共同で開発を行い、生産も日野自動車が担当した4代目は2002年に登場。2009年8月に生産終了し、ランドクルーザー プラドに一本化された(ハイラックスサーフ)
ノーマルのギャランはM、G、Vという3つシリーズ(グレード)を展開。エンジンも1.6リッターと1.8リッターのSOHCに加え、2.0リッターのDOHCという全3種類が設定された
西ドイツの名門チューナーとして著名なAMGが手がけたギャランAMG仕様は1989年10月に登場。2.0リッターDOHCの4G63自然吸気エンジンに専用チューニングを施すことでベース車両から最高出力を30ps向上させた170psを実現
AMG仕様のインテリアはツートーンのシートをはじめ、本革ステアリングやウッドシフトノブなどを標準装備(ギャラン)
1989年、WRC第9戦の1000湖ラリーではギャランVR-4を駆るミカエル・エリクソンが総合優勝を獲得。第13戦のRACラリーでもペンティ・アイリッカラが総合優勝を果たした
ピュアスポーツモノフォルムをテーマに、空気を滑らかに流す面とシャープなエッジで構成された4ドアボディが斬新だった3代目シビック タイプRは2007年3月に登場
メッシュグリル、エアロガーニッシュ、カラードテールゲートスポイラーなどの専用エアロパーツを装備した、独創的かつスタイリッシュで洗練されたフォルムを持つ4代目シビック タイプR
2017年9月に発売された6代目シビック タイプR。先代モデルに対して約38%のねじり剛性向上や約16kgのボディ軽量化をはじめ、低重心化やホイールベース&トレッド拡大などで走行安定性を徹底追求
2022年9月登場の現行シビック タイプRは究極のピュアスポーツ性能はもとより、新たなドライビングプレジャーの提供を目指したTYPE R専用データロガーアプリを車載ナビに搭載したことも大きなトピックとなった
角目2灯のパジェロIIが1979年の東京モーターショーで好評を得たことを受け、1982年5月にメタルトップとキャンパストップの2種類のボディタイプが発売されたパジェロ
1983年3月には本格4WD車としては初の乗用車登録車(5ナンバー)となるパジェロ・ワゴンが登場
1988年9月にはV6 3.0リッターガソリンエンジン搭載車の設定に加え、ディーゼルターボエンジンにインタークーラーを装着したり、ワゴンにリア3リンクサスペンションを採用するなどのマイナーチェンジを実施。写真はミッドルーフワゴンEXCEED
"地球基準のオールラウンドSUV"と銘打った4代目パジェロは2006年10月に登場。標高2500mの欧州・アルプスや氷点下40度の北欧を模擬した適合性試験や、アフリカの砂漠や豪州の荒地での悪路走破試験など、過酷な状況を想定した試験も実施された
人気グレードのEXCEED(クリーンディーゼル車)をベースにルーフレール、電動ロングサンルーフ、本革シート、パワーシートなどを標準装備としたFINAL EDITION。限定700台で2019年4月に発売された
グレード構成はターボエンジンのスペックRと自然吸気エンジンのスペックSの2種類。それぞれのグレードにエアロパーツを標準装備したモデルも設定されていた(S15シルビア)
無駄なものをいっさい排除したスパルタンなS15シルビアのコックピット。スペックRのAピラーには、ドライバーのスポーツマインドを掻き立てるブースト計が標準装備されていた
スペックRの走りを支えたSR20DET。チューニングメニューも豊富なことから“名機”のひとつに数えられるエンジンでもある(S15シルビア)