かつて暖機運転が必要とされていた理由は、エンジン全体へエンジンオイルを行き渡らせて、冷えきったエンジンを保護することのほか、エンジン全体を暖めることで本来の動力・燃費性能を発揮させるためだった(PHOTO:写真AC_エンリケ)
エンジンの暖機運転は、基本的には不要。寒冷地であっても、(エンジンの暖機としては)数十秒でOK(PHOTO:Adobe Stock_AlexGo)
現在では、暖機運転は燃料を消費しつつもクルマが動かないことで、トータル燃料消費量を多くする、環境によくないものとされている(PHOTO:イラストAC_ランブリングマン)
ただ、徐々に速度を上げてクルマ全体を暖める「暖機走行」は心がけたいところ。走っているうちにエンジンや排ガスを浄化する触媒なども温度が上がるので、暖機運転をするよりも、ゆっくりと走り始めるほうがいい(PHOTO:写真AC_fujiwara)
PHEV含むハイブリッド車やバッテリーEVに関しては、発進時はモーター駆動であることから、エンジン全体へエンジンオイルを行き渡らせる「暖機運転」はそもそもできない(PHOTO:写真AC_おくやまひろし)
フロントガラスの凍結は、エンジン始動させて溶けるのを待つのではなく、できるかぎり事前の対策で乗り切りたいところ(PHOTO:写真AC_JohnnyNayuta)
フロントガラスが凍結してしまったら、40度程度のお湯(熱湯はNG)を入れたビニール袋でガラス面をそっと撫でることで溶かすのがオススメだ(PHOTO:写真AC_MuddyFox)
ドライバー自身が、寒くて暖房が効いてくるまでは動けないという場合、昨今はシートヒーターやステアリングヒーターなど、ドライバーの身体や手を暖めてくれる装備があるクルマも増えているため、装備されていれば積極的に使いたい(PHOTO:写真AC_jwc0930)