高橋啓介が送り出したとっておきの一撃! 『MFゴースト』を彩る人物列伝08 諸星瀬名 編

高橋啓介が送り出したとっておきの一撃! 『MFゴースト』を彩る人物列伝08 諸星瀬名 編

 伝説のクルママンガ『頭文字D』の意思を現代に受け継ぐ新世代のクルママンガ、『MFゴースト』。2017年の連載開始時から圧倒的な読者人気を獲得しており、最新刊である14巻発売時点で、単行本累計発行部数350万部を突破。さらに2023年にはTVアニメ化が決定、すでに特報PVなども公開されている。

 当連載では、同作品内で繰り広げられる『MFG』で活躍するドライバーや、主人公・片桐夏向の周囲を取り巻く人々など、魅力あふれる登場人物たちの人となりを分析し、そのキャラクターや人物像を明らかにしていく。

 8回目となる今回は、ついに登場した高橋啓介の意思を継ぐ公道出身レーサー、諸星瀬名を取り上げる。群馬県渋川を出自とする瀬名の「群馬プライド」を継承する走りとは?

文/安藤修也
マンガ/しげの秀一

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■期待を高めてセンセーショナルに登場

 それは『頭文字D』屈指の人気キャラクター、高橋啓介のフリからはじまった。初めて彼について作中で言及されたのは、ラウンド2「芦ノ湖GT」の決勝レース中、主人公である片桐夏向が華麗なドリフトでアウディR8をオーバーテイクしたあと、それをライブで見ていた啓介が、公道最速理論に触れ、「こっちもくり出すけどな……とっておきの一撃を」と語ったシーンである。

 そしてこの「芦ノ湖GT」終了後、啓介は兄の高橋涼介に電話をかけて、「次から出場させるぜ……」と発言。MFGでの夏向の活躍に対して、誰かを対抗馬としてエントリーさせる意思、そしてその名前が明かされる。「瀬名のMFGデビューだ」と。さらに、その場にいたケンタ(中村賢太)との会話のなかで、「瀬名」は啓介が育成しているドライバーであること、公道最速理論に精通していることなどがわかってくる。

 まず読者は、片桐夏向は伝説の「プロジェクトD」の後継者ではなかったという事実に衝撃を受ける。そもそもプロジェクトDは高橋涼介が仕掛けたタスクであり、藤原拓海の弟子(つまり夏向)ではあっても高橋兄弟の意思を直接継いでいるわけではないのだ。さらに、MFGのレベルが熟成するまでエントリーしなかったという高橋兄弟の心づもりも、「瀬名」の実力をはかるうえで気になる含みであった。

 そして初登場したのは、ラウンド3開始前、突如、本人が緒方のガレージを訪れるシーンだった。MFGの小田原事務局へエントリーをしに行った帰りに、夏向に挨拶をしにきたという。連載当時のリアルワールドで登場してまだ1年も経っていないGRスープラで乗りつけたというのもまた、センセーショナルであった。

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