【衝撃情報!!!!】現行A90[スープラ]が2025年で終売!!! 一部改良と世界300台限定のA90ファイナルエディションで有終の美!!!!!

■限定300台、特別仕様車スープラA90ファイナルエディションの中身は?

スープラ A90ファイナルエディション(日本仕様・プロトタイプ)
スープラ A90ファイナルエディション(日本仕様・プロトタイプ)

 続いて限定300台の特別仕様車、スープラA90ファイナルエディションの中身はどうなっているのか紹介していこう。

1:パワートレーン
 吸気経路を見直し、低背圧触媒を採用することで圧力損失を低減。それに合わせてエンジン制御を最適化することで最高出力を387psから435psへ、最大トルクを51.0kgmから58.1kgmへアップし、加速性能とレスポンスを向上させた。

 またエンジンオイルパンにバッフルプレートを追加。コーナリング性能向上に伴う高 G 域でのオイルの偏りを防止した。

 エンジン性能向上に伴い、冷却性能を強化。ラジエーター冷却ファンを強化するとともにサブラジエーターを追加し、ディファレンシャルギアカバーの冷却フィンを大型化。

 新しいシャシーセッティングに伴いアクティブディファレンシャルの制御を最適化。旋回中のアンダーステアを抑制し、ハンドリングを改善させている。 さらにアクラポヴィッチ製チタンマフラーを採用し、迫力のあるエンジンサウンドを実現。

<br>吸気経路を見直し、低背圧触媒を採用することで圧力損失を低減。それに合わせてエンジン制御を最適化することで最高出力を387psから435psへ、最大トルクを51.0kgmから58.1kgmへアップ

吸気経路を見直し、低背圧触媒を採用することで圧力損失を低減。それに合わせてエンジン制御を最適化することで最高出力を387psから435psへ、最大トルクを51.0kgmから58.1kgmへアップ

2:ブレーキ
 フロントにブレンボ製 19インチアルミ4ポットキャリパーと高ミューブレーキパッドを採用し制動性能を強化。さらに、前後にフローティング構造の345mmドリルドディスクを採用し、スポーツ走行時においても優れた制動力を確保した。

 またステンレスメッシュのブレーキホースを採用し、制動時のホース膨張による圧力伝達損失を押さえ、強化したブレーキシステムの性能を最大限引き出している。

GRスープラGT4が採用しているKW製サスペンションやブレンボ製ブレーキ、フロント265/35ZR19、リア285/30ZR20サイズのミシュランパイロットスポーツカップ2を装着
GRスープラGT4が採用しているKW製サスペンションやブレンボ製ブレーキ、フロント265/35ZR19、リア285/30ZR20サイズのミシュランパイロットスポーツカップ2を装着

■GRスープラGT4のパーツをふんだんに装着!

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3:ボディ&サスペンション
 GRスープラGT4 が採用しているKW製サスペンションを採用。伸び側 16 段、縮み側 12 段の減衰力調整を備えて様々な使用状況に対応したほか、前後スタビライザーを強化することで、限界性能を向上。

 フロントロアアームに強化ゴムブッシュ、フロントコントロールアームにピロボールジョイントを採用し、リアブフレームをGRスープラGT4 と同じアルミリジッドマウントとすることで、サスペンションとボディの一体感を向上。ロードインフォメーションがより伝わりやすくなり、正確なハンドリングに貢献。

 フロントカウルブレースを強化した上で、フロント床下ブレースを追加。リア床下ブレースの構造を強化し、室内には強化ラゲージクロスバーを採用することでボディ剛性を高め、ダイレクト感やグリップ感、コントロール性を向上させた。

 今回の進化点にあわせ、EPS 制御を最適化し、ダイレクト感のあるステアリングフィールを実現し、コントロール性能を向上した。さらに前後のキャンバー角を見直し、グリップを高めてコーナリング時の安定性能を向上。

4:タイヤ&ホイール
 10mm拡幅したハイグリップタイヤ、ミシュランパイロットスポーツカップ2を採用。コーナリング時の安定性および限界性能をさらに向上した。フロントは265/35ZR19、リア285/30ZR20サイズとなる。フロント19インチ、リア20 インチの鍛造ホイールには TGR のロゴを刻印。

スープラA90ファイナルエディション(日本仕様・プロトタイプ)
スープラA90ファイナルエディション(日本仕様・プロトタイプ)

5:外装
GRスープラGT4 の開発を担当する TOYOTA GAZOO Racing Europe(以下、TGR-E)が空力性能開発を担当。TGR-Eの持つモータースポーツ参戦を通じて得た知見と、風洞実験施設を用いてテストを重ね、開発したカーボンフロントスポイラー、カーボンフロントカナード、フロントセンターフラップを採用。

 さらに、GRスープラGT4 を彷彿させるスワンネック構造のカーボンリアウイングを装備することで前後の空力バランス、ダウンフォース、ドラッグを最適化し、接地性とハンドリング性能を向上した。

 またカーボンボンネットダクトを追加や脱着式のインナーダクトを採用し、取り外し時には冷却性能向上に寄与する。

<br>GRスープラGT4 を彷彿させるスワンネック構造のカーボンリアウイング

GRスープラGT4 を彷彿させるスワンネック構造のカーボンリアウイング

6:内装
 シートパッドにアルカンターラ®素材を使用したレカロ製カーボンフルバケットシート「RECARO Podium CF」を採用。走行性能向上によりドライバーにかかる G が増加する状況においても、しっかりと体をホールドし正確なドライビングをサポート。また運転席シートを赤色とし、ドライバーオリエンテッドコクピットを強調している。

スープラA90ファイナルエディション(日本仕様・プロトタイプ)
スープラA90ファイナルエディション(日本仕様・プロトタイプ)

 またステアリングホイール、ドアトリム、センターコンソールニーパッド、センターアームレスト、シフトノブブーツ、インストルメントパネル中央部の表皮にアルカンターラ素材を使用。

 さらに赤色シートベルト、専用カーボンスカッフプレートを採用することにより台数限定モデルの特別感を高めている。

 この一部改良モデルとファイナルエディションをもってA90スープラは幕を閉じることになるが、もちろん新型GRスポーツの開発(トヨタ単独で2027年登場予定)が進んでいるという情報を掴んでいるので、期待して待っていよう!

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