スバルの北米部門が2025年2月7日、新型フォレスターハイブリッドを世界初公開! ついに本命の登場である。はたしてどんな中身なのか、日本発売はいつになるのか、迫っていこう。
文:ベストカーWeb編集部/写真:スバル・オブ・アメリカ
ついに発表されたトヨタハイブリッドを搭載した新型フォレスター
スバルの北米部門は2月7日、新型フォレスターのストロングハイブリッドを世界初公開した。北米では新型フォレスターは2024年春に2.5L水平対向NAエンジン搭載モデルが発売されているが、今回発表されたフルハイブリッドモデルは2025年春から発売される。
スバルのストロングハイブリッドといえば、すでにクロストレックに搭載されている、トヨタのTHSIIとスバルの水平対向4気筒2.5Lエンジンを組み合わせた、シリーズ・パラレル方式のストロングハイブリッドだ。基本的なシステムはハリアーなどに採用されているTHSIIながら、水平対向エンジンのため縦置きに組み直し、制御はスバルが独自開発したもの。
システム出力は194hp、従来のマイルドハイブリッドと比べ14hp向上し、2.5LNA仕様に比べると、市街地モードで最大で40%、市街地と高速走行を合わせたモードで最大25%も燃費向上しているという。
フォレスターハイブリッドの北米でのメーカー希望小売り価格(MSRP)はプレミアムが3万4995ドル(約528万4000円)、スポーツが3万7995ドル(573万7000円)、リミテッドが3万9410ドル(約595万円)、ツーリングが4万1695ドル(約630万円)。※1ドル151円換算。
いずれもシンメトリカルAWDや次世代アイサイト、11.6インチ縦型タッチディスプレイ、12.3インチのフルデジタルインストメンタルクラスターを採用する。
【画像ギャラリー】めちゃカッコいいやん! グリーンの新型フォレスターハイブリッドの写真をズームして見て!(6枚)画像ギャラリー新型フォレスターハイブリッドの日本発売はいつ?
このオータムグリーンメタリックの新型フォレスターのデザインを見た時、みなさんはどう思っただろうか? 新意匠のヘッドライト、大きく張り出したワイドフェンダー、「SYMMENTRICAL AWD」のロゴが入ったCピラーの切り欠き、ボディサイド下のクラッティング、一文字テールランプなど、現行モデルに見慣れている人には、「これがフォレスター? 随分変わったな」と新鮮に映ったのではないだろうか。
とにかくフルモデルチェンジの度にボディサイズが拡大するクルマが多い中で、新型フォレスターは全長4655×全幅1828mm×全高1730mmと、全長4640×全幅1815×全高1730mmの現行フォレスターに比べ全長が15mm、全幅が13mmのアップと若干のサイズアップにとどまる。2670mmのホイールベースも現行車と同じで、最低地上高220mmも同じだ。ほっと胸をなでおろした人も多いのではないだろうか。
さて、日本での発売時期はどうなるのか? クロストレックと同じく、フォレスターS:HEVという車名で登場する可能性が高い。最新情報では2025年4月頃の予定。
ただ、価格はかなりアップしそうだ。北米での価格を見ればわかる通り、スタート価格でさえ500万円オーバーだからだ。日本での現行フォレスターは330万円スタートだから、価格を抑えるため、マイルドハイブリッドの2Lのe-BOXERもしくは北米仕様と同じ2.5LNAを用意することも考えられる。最新情報が入り次第、お伝えしていこう。
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コメント
コメントの使い方スバル肝入りモデルです。今の時代としてはシンプルな造型は、自分だけのカスタムをしていって貰うためのもの。
高額化した分、愛車として長く乗って、いろいろ弄ってあげて欲しいパートナーとして捉えていただきたいですね。