スマホのイメージが強いシャオミが、クルマでもやってくれた。電動SUV「YU7」が正式に発売されるや否や、なんとたったの3分で20万台超の受注を叩き出すというとんでもないスタートを切ったのだ。しかも価格は510万円からと、EV市場の勢力図を塗り替える勢いだ!
文:ベストカーWeb編集部/写真:シャオミ
【画像ギャラリー】日本に入ってくるのが怖いYU7の全貌を見て!(19枚)画像ギャラリー売れ方が尋常じゃないシャオミYU7
中国の家電&スマホ界の巨人、シャオミが満を持して電動SUV市場に投入した「YU7」。正式発売から3分で受注20万台超えなんて、バグってるとしか思えない! これはもう、ただのヒットじゃない、社会現象レベルだ。
でも、それもそのはず。YU7の価格はなんと25万3500元(約510万円)から。日本円でこの価格帯なら、テスラのモデルYよりも1万元ほどお得。しかもスペックが超ド級なのだ。
ラインアップはスタンダード(後輪駆動)、プロ(四輪駆動)、マックス(高性能四輪駆動)の3モデル構成。マックスにいたっては0-100km/h加速をわずか3.23秒でこなす俊足ぶりで、ローンチコントロール込みなら驚異の2.98秒というハイパーカー顔負けの数値を叩き出す。
航続距離も速さも快適さも全部入り! この価格で?
価格の安さが目を引くYU7だが、内容を見れば見るほど「ほんとにこの値段でいいの?」と首をひねりたくなる。航続距離はスタンダードで835km(CLTCモード)、プロで770km、マックスでも760kmという長距離ランナーぶり。EV最大の課題とされる「航続不安」を、まさにぶっ壊す存在だ。
しかも800Vの高電圧プラットフォームを採用しており、急速充電性能もトップクラス。最大5.2Cの超急速充電で、10%から80%までがたったの12分。15分あれば最大620km分もチャージできるというから驚きだ。
デザインも妥協なし。クルマ全体のプロポーションは完璧に計算され、見るからに力強く、それでいて品のあるスタイル。インテリアにはOEKO-TEX®クラス1認証の高品質素材を使用し、ナッパレザーのゼログラビティシートにはマッサージ機能付き。後席は135度まで倒れるリクライニング構造で、もはやラグジュアリーサロン状態だ。
このYU7のパフォーマンスを証明するため、シャオミは24時間耐久テストに挑んだ。全開走行と急速充電を繰り返すこの過酷なチャレンジを、YU7 MAXはノートラブルでクリアし、24時間の走行距離は3944kmに達したという。
スマホでも家電でも「コスパ王」のシャオミが、ついにクルマでもその真価を発揮してきた。YU7の発売によって、ライバルのモデルYを売るテスラの株が下落したというのもうなずける。これで無双じゃなかったら、なんだっていうんだ!? 今後の展開、ますます目が離せない!





















コメント
コメントの使い方バグというよりそういう広告戦略でしょ?
カラ注文なのか実車積み上げて放置するのか知らないけど、商道徳のない国の公称をシロウトならまだしも業界誌が真に受けるもんじゃないよ。
流石Xiaomi日本にも来て欲しいな
とは言え中国車が普通に欧州でも選ばれる時代になった訳で。日本でもEVバスのシェアは9割が中国車。
10年後にトヨタが日産のようにヤバい感じになっていても不思議ではない。
プロサングエ感が凄いな。。。
伸びやかといえば聞こえが良いが。
パッケージ自由度の高いBEVなのにわざわざFRっぽくする必要はあるんだろうか。。。
以前にも似た勢いで予約が入ッたのは コノ会社の車だッたと思ッたが アレ予約台数売れたのか?
中国だと結構走ってるので売れたと思いますよ