ベースグレード「S」の存在が判明!! 新型リーフ北米仕様のグレードと装備を日本目線でチェック!!

ベースグレード「S」の存在が判明!! 新型リーフ北米仕様のグレードと装備を日本目線でチェック!!

 発売が待ち遠しい日産の新型リーフだが、実は北米ではすでにグレードと装備、価格が発表されている。新たにベースグレードの「S」の存在も判明した北米仕様をチェックして、日本仕様の参考にしてみよう!

文:ベストカーWeb編集部/写真:日産自動車

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ベースモデル「S」は衝撃価格で登場するかも?

発売が待ち遠しい新型リーフ。ちなみにこちらは北米の最上級グレード「プラチナム+」
発売が待ち遠しい新型リーフ。ちなみにこちらは北米の最上級グレード「プラチナム+」

 2026年モデルとなる北米仕様の新型リーフだが、「S+」「SV+」「プラチナム+」という3グレードが2025年秋に発売、追って「S」というベースグレードが2026年春に登場するという。

 そのSだけは価格が明かされていないのだが、近い仕様が日本でも発売されるとなれば、現行リーフで一番安い「X」の408万1000円を切る価格となる可能性もある。

 そんな「S」の中身だが、他グレードとは別の130kW(約178hp)のモーターと52kWhバッテリーを搭載。航続距離は223マイル(約359km・ニッサン推定)に留まるものの、現行リーフ40kWhの航続距離(322km)は余裕で凌ぐ。都市部や毎日の足にぴったりなモデルといえる。

 装備面ではデュアル12.3インチディスプレイやアラウンドビューモニターなど、気になる装備も標準としている点は魅力的。期待できそうなベースグレードだ。

実用性と航続距離を両立「S+」(2万9990ドル/約449万8500円)

新型リーフのインテリア
新型リーフのインテリア

 ワンランク上の「S+」からは基本スペックがアップし、160kW(約218hp)のモーターと75kWhバッテリーを搭載する。S+の航続距離は303マイル(約487km・推定)とシリーズ最長を誇る。

 デュアル12.3インチディスプレイや18インチスチールホイール+カバーを備え、安全・快適装備も標準的に充実。価格を抑えながら航続性能に優れる、コストパフォーマンスの高い一台だ。

快適装備が充実「SV+」(3万4230ドル/約513万4500円)

日産初の装備となる「電動式フラッシュドアハンドル」。近づくとドアノブが出てくる
日産初の装備となる「電動式フラッシュドアハンドル」。近づくとドアノブが出てくる

 中間グレードの「SV+」は160kWモーター+75kWhバッテリーで、重量増のためか航続距離は288マイル(約463km・推定)となる。

 14.3インチデュアルディスプレイとGoogleビルトインを標準装備し、ナビやアプリ利用が快適。加えてシートヒーターやワイヤレス充電、フロントソナーも搭載。ホイールは18インチアルミとなり、利便性と上級感を兼ね備えたモデルに仕上がっている。

 なおボディのフラッシュサーフェイス化に貢献する「電動式フラッシュドアハンドル(埋め込み型ドアハンドル)」も、このSV+と後述の「プラチナム+」の装備となりそうだ。

プレミアム仕様「プラチナム+」(3万8990ドル/約584万8500円)

「3Dホログラフィックテールライト」も、このグレードだけの専用装備のようだ
「3Dホログラフィックテールライト」も、このグレードだけの専用装備のようだ

 最上級「プラチナム+」は同じ160kWモーター+75kWhバッテリーを備え、航続距離は259マイル(約417km・推定)。

 19インチ専用ホイールや電動調光式パノラマルーフ、Bose製10スピーカー、ヘッドアップディスプレイなど豪華装備を採用。内外装の質感が最も高められ、プレミアムEVらしい存在感を放つ。フェアレディZと同じ「3Dホログラフィックテールライト」も、このグレードだけの専用装備になりそうだ。

 豪華装備満載のため航続距離こそ短くなるが、ゴージャスな移動を求めるユーザーには価値ある1台となるだろう。

 ということで発売が楽しみな新型リーフ。願わくば手頃な1台となりますように!

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