2025年4月の北京自動車ショーでヴェールを脱いだ長安マツダの電動SUV「EZ-60」。スタイリッシュな外観や充実装備には度肝を抜かれたが、こいつの現地販売がいよいよ始まった。驚いたのはその価格。BEVが約300万円、プラグインハイブリッドならたったの239万円という激安プライス! ねーマジで日本に来ないのぉぉ???
文:ベストカーWeb編集部/写真:長安マツダ
【画像ギャラリー】価格表はこちら! 20倍して日本価格をイメージしてみて!(25枚)画像ギャラリー価格表を見て二度見するレベルの安さ
EZ-60の公式サイトをチェックすると、その価格設定には目を疑う。一足先に発売された大型サルーン「EZ-6」の安さからもある程度は予想できたが、「人気のSUVでもこの価格なの!?」と言いたくなる。
まずBEVモデル。「600 Pro」と「600 Max」という2グレード構成で、前者は15万900元(※1元20円で301万8000円)、後者は16万900元(321万8000円)だ。
さらに衝撃的なのはPHEVモデル。ベースグレードの「200 Air」は11万9900元(239万8000円)という激安価格。装備が削られてるわけじゃない。堂々とした4850mmのボディサイズに加え、26.45インチの一体型大画面ディスプレイや19インチタイヤ(上位グレードは21インチ)、電動サンシェードなどを装備する。
さすがに最先端のADASは付かないが、そいつが欲しければ一つ上の「200 Air+」を。こっちですら、13万4900元(269万8000円)という衝撃価格なのだから恐れ入る。
これ日本にも入れてくれないかなあ
EZ-60の航続距離だが、EVは600km、PHEVでは1000km超(200kmのEVモード走行が可能)と十分すぎる実用性。これだけの性能を誇りながらこの激安ぶりなのだから、中国では発売直後から予約が殺到しているという。
問題は、このクルマが中国専売モデルであること。これだけのインパクトある価格設定なら、日本市場に持ってきても間違いなく注目を集めるはず。軽自動車やコンパクトカーの価格帯に迫る「激安EV&PHEV」が、プレミアムなデザインと走りの楽しさを兼ね備えて登場するのだから。
クルマ好きなら「ぜひ日本に!」と願わずにいられない。マツダには先行発売されたEZ-6も含めて、EZ-60の日本導入の可能性を探ってほしい!



























コメント
コメントの使い方