英国ライトウェイトスポーツカーの名門ケーターハムが、日本企業の支援を受けながら電動化へまい進しているのをご存じだろうか。伝統の走りを未来へつなぐべく進められているのが、電動ライトウェイトスポーツ「プロジェクトV」。この開発にはなんとチューニング大手HKSが深く関わっており、東京オートサロン2026でプロトタイプが世界初公開されるという! こりゃ注目!!
文:ベストカーWeb編集部/写真:ケーターハム
【画像ギャラリー】正式名称は変わるのかな? プロジェクトVをアップで見てよ!(9枚)画像ギャラリー名門ケーターハムが挑む電動ライトウェイト「プロジェクトV」
ケーターハムといえば、軽量・シンプル・楽しいというライトウェイトスポーツの象徴的存在。そのケーターハムはいま日本のVTホールディングス傘下にあり、新たな電動スポーツ開発計画「プロジェクトV」を推進している。
プロジェクトVはカーボンファイバーとアルミニウムの複合シャシーを中心に構成され、車両重量は1190kg(2+1レイアウト)を目標とする軽量EVクーペだ。
この軽さを守りつつ、リアに搭載された200kW(268PS)の永久磁石同期モーターが後輪を駆動し、55kWhのツインパックバッテリーによりWLTP約400kmの航続距離を目指す。加速は0-100km/h4.5秒未満、最高速度は230km/hと俊足で、急速充電では20〜80%を15分で行えるなど実用性も高い。
軽量・シンプル・ファンというケーターハムのDNAは、EVになっても揺るぎない。
HKSが支える日英共同開発、そしてオートサロンに登場!
このプロジェクトで注目したいのは、日本を代表するチューニングメーカーHKSが開発協力している点だ。
HKSはプロトタイプに最適化したサスペンションシステムの試作品提供や、長年培った解析・チューニング技術によるハンドリング性能の向上支援を行っており、エンジニアリング企業の東京R&Dとも連携してプロトタイプ完成に向けた技術協力を進めている。
そして最新プロトタイプは、2026年1月に開催される東京オートサロン2026の「ケータハムカーズジャパン」ブースで世界初公開される予定。
日英合作で生まれる電動ライトウェイトスポーツ――その仕上がりは大いに気になるところであり、伝統の走りがどんな未来形に進化するのか、クルマ好きなら誰もが楽しみになるはずだ!
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