日産のフラッグシップEV「アリア」がマイナーチェンジを遂げた! フロントデザインを一新してよりクリーンな表情を手に入れただけでなく、サスペンションの最適化やGoogle搭載の新インフォテインメントシステムなど、中身もしっかり進化したぞ!!
文:ベストカーWeb編集部/写真:日産自動車、ベストカーWeb編集部
【画像ギャラリー】アリアNISMOのたくましいお姿はこちら!(14枚)画像ギャラリーフロントフェイス一新! 洗練されたデザインと快適な乗り心地の融合
新しいアリア最大の注目点は、刷新されたエクステリアだろう。ジャパンモビリティショー2025にも展示されていたからご覧になった人も多いだろうが、これまでの「タイムレス ジャパニーズ フューチャリズム」というコンセプトを継承しつつ、フロントグリルをボディと同色化した。
さらにVモーションを車両外側に配置することで、シームレスでクリーン、かつ力強い存在感を放つ新世代のEVフェイスへと生まれ変わった。
足元にはアルミと樹脂を組み合わせた新デザインの20インチホイールを採用し、繊細な造形がクルマ全体の洗練さを際立たせている。
ボディカラーにはオーロラをイメージした新色「翡翠乃光(ヒスイノヒカリ)」が登場。プラズマグリーンとミッドナイトブラックの2トーンが、EVらしい清らかさと未来感を演出する。また、インテリアにも「ホワイト/グリーン」の新色が追加され、上質なレザーとライトグレーのコントラストがモダンな空間を作り上げている。
走りの面でも、日本市場に合わせてサスペンションのセッティングを最適化したというから見逃せない。 路面からの入力を抑え、乗員が感じる揺れを軽減することで、上質な乗り味と長距離ドライブでの快適性が大きく向上している。
Google搭載でスマートに進化! 充実のEVライフをサポートする先進技術
機能面における最大のトピックは、Googleを搭載した「Nissan Connect インフォテインメントシステム」の採用だ。
Google マップ、Google アシスタント、Google Playが利用可能となり、スマホ感覚でシームレスに各種機能へアクセスできるようになった。ナビにGoogleアカウントを同期すれば、充電スポットを予測したルート検索やお気に入りの場所をスムーズに表示できる。
さらに、ルートに応じてバッテリー温度を自動制御する「ナビリンクバッテリーコンディショニング」により、エネルギー消費の最適化と充電速度の向上まで実現している。
実用性を高める機能として「V2L(Vehicle to Load)」に対応した。 充電ポートに「AC外部給電コネクター」を差し込めば、ドアロック時でも1500Wの電力を取り出すことができる。
キャンプなどのアウトドアはもちろん、災害時の非常用電源としても頼もしい味方になるはずだ。運転支援機能では「インテリジェント ディスタンスコントロール」を新採用。一般道での車間保持や停止までのサポートにより、ドライバーの負荷を大幅に軽減してくれる。
具体的な発売日だが2026年2月20日。 価格は667万5900円~807万2900円で、旧型に対して各グレードとも8万5000円程度アップしている。いっぽうアリアNISMOにも同様の変更が盛り込まれ、こちらは3月19日に発売予定だ(価格は後日発表)。
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