新型キックス選びで悩ましいのは、価格と装備のバランスをどこで取るかだ。中堅グレードのX+は、日常で欲しい機能をしっかり押さえつつ、上級感もそれなりに味わえる注目グレード。とはいえ、最上級Gと比べると見逃せない差もあり、自分に必要な装備を見極めて選びたい。
文:GOOD CARLIFE Channel/ゼミッタ・徳田悠眞/写真:茂呂幸正、ベストカーWeb編集部
【画像ギャラリー】2WDモデルでも上質な新型キックスの内装がコレ!(21枚)画像ギャラリー2WDでも十分上質なのがすばらしい!
新型キックスのベストバイは「X+」か!? 質感&装備は十分以上、それでいて最上級との価格差は数十万円。コスパ抜群で万人におススメ! かと思いきや、中堅グレードゆえの惜しい点もあった……。
新型キックスのグレードは「Xシンプルパッケージ/299万9700円」「X/325万9300円」「X+/354万9700円」「G/389万8400円」の4つ(価格はいずれも2WD)。ベストバイ候補のX+と一つ下のXは約29万円差だが、マストアイテムとも言える下記装備をXに足すと実質差はもっと小さくなる。
12.3インチナビ(シンプル)やバックモニターはX+に標準装備、Xはメーカーオプション。統合型インターフェースディスプレイ・車載通信ユニット・プロパイロット緊急停止支援機能・SOSコールを含む約17.2万円のパッケージだ。また、オートバックドアも同様にX+標準装備、Xメーカーオプションで約6万円。これらはXでも欲しいだろう。となれば両車の実質差は5.8万円になる。
5.8万円差で何が変わるのか。まず、LEDフロントフォグランプが付く。Xではメーカーオプション扱いとなり、約10.7万円のパッケージに含まれる(e-4ORCEは5.5万円のパッケージ)。インテリアの絶対的な違いとしては質感。シート&ドアトリムは合皮になり、ドアアームレスト&インパネフィニッシャーがプレミアムファブリック仕上げに。
また、メタル調加飾の色味がゴールドに変わるほか、ドアトリム&アームレストにステッチ追加。さらに、2WD車はシートヒーター、e-4ORCE車はワイパーデアイサーが付く。これだけの違いで差額は5.8万円。ナビやオートバックドアが欲しい方は迷わずX+を選択すべきだ。
とはいえ惜しい面も……
しかし、最上級のGに比べて惜しい部分もある。例えば、アダプティブLEDヘッドライトはX系だと付かない。今時だと軽自動車にも備わるので、せめてオプション設定してほしかった。また、BOSEサウンドシステムはG専用メーカーオプション。オーディオにこだわる方はX系だと満足できないかも。
なお、X+とGの差額は2WD車の場合で約34.8万円。19インチアルミホイール・グロス仕上げロアガーニッシュ・ワイヤレス充電器・ガラスルーフなどが専用装備で付く。中身を考えればお得だが、必要かどうかをしっかりと判断したい。
ちなみに、XとX+ではボディカラー展開も違う。Xだとダークメタルグレーを選択でき、X+はガーネットレッド×スーパーブラック、ダークメタルグレー×スーパーブラックが選べる。グレード選びの参考になれば幸いだ。
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