販売台数を考えると今年最大の目玉車種と言っていいホンダの新型N-BOX。
すでに各ディーラーでは見込み客への商談が始まっており、8月31日発表、9月1日発売とアナウンスされているが、発売前2カ月を切ったタイミングでまたいくつか新情報が公表された。
ここで、これまでホンダ公式から公開された情報を整理して紹介したい。
文:ベストカーWeb編集部
なにしろ2015年、2016年と軽自動車車種別販売台数年間トップを獲得し、今年に入ってからも売れまくっているN-BOX。
何しろ2017年1〜6月も軽自動車車種別販売台数で6カ月連続トップ。まさに快進撃が続く中でのフルモデルチェンジとあって、ホンダ本体も各販売店も大変気合いの入った新型車となっている。
そんな新型N-BOXの性能や改良点などなど、現在公表されているものに加えて本誌がキャッチした情報を整理してお伝えしたい。
なおホンダ公式の新型N-BOX先行情報サイトはこちら。
■デザインはキープコンセプト、ただし性能は大幅向上
初代(現行型)が大ヒットしたあとに2代目というとなかなか改良が難しいものだが、外観デザインに関しては今回のフルモデルチェンジは大変無難な線で落ち着くもよう。
特に街中でフロントマスクをパッと見ただけでは、従来型と新型を見分けるのは難しいのではないか。
ただし中身はやはり大幅に進化。特にボディの軽量化には力が入っており、初代よりも約80kgの軽量化を達成しているという。
これだけ軽くなれば当然燃費に効いてくる。従来型のN-BOXは中心グレードが25.6km/L(JC08モード燃費/G・Lパッケージ)という数値だが、これをどこまで伸ばしてくるか、課題のひとつである乗り心地とのバランスがポイントとなる。
■インパネ&シートも公開 助手席にスーパースライドシート採用
内装の使い勝手向上と室内空間の拡大化は、N-BOXという車のキャラクターを考えると最優先事項だが、新型N-BOXは「助手席スーパースライドシート」という飛び道具(?)を投入することを早々に公表。
助手席のスライド量は実に57cm。この利便性は大きな武器となりそう。
公表された内装写真も軽自動車ではトップクラスの質感を備えていることがわかる。さすが開発にお金がかかっているなぁ……という印象。
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