今度の『カーズ』はオトナが泣ける!? その理由を監督に聞いてみた

モデルになったクルマは?

 クルマ雑誌としては彼らのキャラクターはいかにデザインされたのか? ということが最大の関心事。

 ジャクソン・ストームという「新車」はご覧のとおり、かなりエッジの効いたデザイン。なんせシャシーはカーボンファイバーで、エアロパーツもついているのだ。まるでスーパ−GTのマシンを観ているよう。デザインの意図を監督に聞いてみた。

 「今回はストームとマックィーンの並び方にこだわりました。マックィーンの年齢を感じさせたいという思いもあって、とにかくストームに”若者”というイメージをデザインで表現しました。

 いかに速いクルマかという印象を与えたいのもありました。マックィーンがクラシカルなデザインなので、折り目のあるストームのデザインは最先端のテクノロジーのイメージを含みました」

 いやはや、当然なことではあるが、かなり勉強されているようで現代のレーシングカーのエッセンスを取り入れたモデルになっているのが特徴的。

 マックィーンがクラシカルなナスカーという印象を受けるのに対し、ジャクソン・ストームの”クールさ”が際立つ。

 いぶし銀の世代に入ったマックィーンと、新進気鋭の若手のジャクソン・ストーム。この2台のスタイリングを見るだけでもこの映画のストーリーにドキドキしてしまう!!

 夏休み映画としてもぴったりな『カーズ/クロスロード』。映画館にはぜひオトナのあなたも足を運んでみてはいかがだろうか!?

ジャクソン・ストーム(左)とマックィーン(右)。エッジの効いた現代的なストームとマックィーンのスタイリングの差には、大きな時代の差を感じるぞ。レーシングカーの研究もしっかりしているのがクルマ好きならわかるはず ©2017 Disney/Pixar. All Rights Reserved.
ジャクソン・ストーム(左)とマックィーン(右)。エッジの効いた現代的なストームとマックィーンのスタイリングの差には、大きな時代の差を感じるぞ。レーシングカーの研究もしっかりしているのがクルマ好きならわかるはず ©2017 Disney/Pixar. All Rights Reserved.
ブライアン・フィー監督、共同製作のアンドレア・ウォーレンさん。ふたりの息はピッタリ。世界でも大人気の映画だから、力のかけ方はすごい。おふたりとも熱心に質問に答えてくれた
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※本文中の劇中画像などの転載は禁じます ©2017 Disney/Pixar. All Rights Reserved.

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