大ヒット車の売れっぷり、地味だけどいい車のマイチェン情報、今年注目のSUVのデビューが遅れている……などなど。
毎月200店舗のディーラーを回り、「生」の新車情報を仕入れて伝えてくれる遠藤徹氏が、今回も熱いネタを紹介してくれます!
文:遠藤徹
ベストカー2017年9月10日号
■ホンダの新型N-BOXの予約受注開始、納期は3カ月待ち
ホンダは8月中旬より、8月31日に発表、9月1日に発売する新型N-BOXの予約受注をスタートさせています。新型の(予約段階での)売れ筋は標準タイプ、カスタムともにホンダセンシング付きのG・Lパッケージとなっています。
新型は新開発のパワートレーンや助手席ロングスライド機能を採用し、約100kgの軽量化やクラス最大の居住空間の確保、クォリティアップなどを図るにもかかわらず、車両本体価格はホンダセンシングの上乗せ分を除いて5万円弱の値上げに留めています。
現行モデルは終始軽自動車のトップセラーモデルとして君臨してきましたが、次期型も引き続き同ポジションを維持する構えです。
大幅値引きを見込んで従来型の購入を狙いたい方は、かなり在庫が減ってきているのでお早めに。
※新型N-BOXのプロトタイプ試乗のもようはこちらをご参照ください。 超ヒット車新型N-BOXプロトタイプ、ついに乗った!! ふさわしい性能に「爆売れ間違いなし」!!
■ホンダシャトルのマイチェンは9月中旬
ホンダはマイナーチェンジするシャトルを9月中旬に発表、発売する見込みです。当初8月中旬に発表、9月中旬の発売を予定していましたが、発表日を先送りすることになります。
ホンダの各ディーラーは今年6月下旬以降7月下旬までに、フィットやグレイスのマイナーチェンジ、新型シビックの発表とニューモデル投入が相次ぎ、営業サイドの受注活動が立て込み過ぎて、販売面での効果を出すのが難しくなっているためと思われます。
改良内容はすでにマイチェン済みのフィットやグレイスとほぼ同じで、内外装のデザイン変更、安全パッケージ「ホンダセンシング」の標準装備車設定などとなっています。
■同じくホンダレジェンドは10月下旬にビッグマイナーチェンジ
ホンダはレジェンドを10月下旬にビッグマイナーチェンジする見込みです。2018年モデルへと切り替えるもので、内外装のデザイン変更、新グレード&新ボディカラーを設定するなどしていっそう商品力を強化します。
フロントマスクはバンパーまで切れ込んだ押し出しの強い大型グリルを採用。室内はシート&内張りの質感を上げ、高級感をアップさせます。パワーユニットの基本部分は従来どおりとなります。
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