■大幅値引きを狙うなら、あえて現行型という手も
「もうすぐ新型が発売する」と言っても、まだ現行型(従来型)の在庫は残っていて、現場では販売が続いている。ではそうしたモデルはどうするか?
従来モデルはエンジンごとに2.5L、3.5L、ハイブリッドで最終の生産枠を決めて組み立てを継続している。3.5Lは新開発エンジンに切り替わるため、11月初めにも在庫を売り切る見通し。次いでハイブリッドは11月中旬、2.5Lは下旬あたりに売り切り、在庫を一掃する予定である。
この直前あたりに大幅値引きが発生する可能性が高いので、今からディーラーにあたりをつけておくことをお薦めしたい。
■証言1 首都圏トヨペット店(アルファード取扱店)
マイナーチェンジするアルファードの改良型は、メーカーからウェブサイトでスタッフマニュアルが送られてくるシステム。写真はなくて、イラストで変更箇所が塗りつぶされているだけなので、詳細ははっきりと分からない。
ただ商品内容は文字で説明されているので、概要は分かる。
外観はフロントマスク、アルミホイール、リヤのバンパー、コンビランプがイラストで塗りつぶされている。先頃マイチェンした「エスクァイア」のように、より見栄えのする(目立つ)顔立ちのフロントデザインになるようだ。
室内はダッシュボード、シート、内張などの材質変更でクオリティアップを図っている。パワーユニットは2.5ガソリンとハイブリッドはほとんど変更ないが、3.5Lガソリンは新開発の直噴で20馬力アップし、燃費も若干改良。組み合わされるATは6速から8速にランクアップしている。
従来モデルを購入するとナビ、ETC付で45万円以上は値引きできるが、いっぽう12月に出る改良型だと当面は頑張っても25万円を少しでたあたりにとどまるだろう。
■証言2 首都圏ネッツ店(ヴェルファイア取扱店)
12月25日にマイナーチェンジするヴェルファイアは、かなり大幅な改良になる。
内外装のデザイン変更、新開発2.5L、V6エンジンの搭載、進化した安心パッケージ「トヨタセーフティセンスP」を全グレードに標準装備するなどが中心。外観はヴォクシーと同じような変え方をする。
従来モデルは11月中旬頃にオーダーストップとなり、本格的な在庫一掃セールを開始する。ナビ、ETC付だと現行モデルでは50万円近くの値引きが可能だが、改良型は粘っても30万円弱まで引き締められるはず。
11月中旬になると店頭で変更後の新型の写真を見せられると思う。
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