ホンダオデッセイ 起死回生なるか!? 劇的チェンジで復権の狼煙!!

ジェスチャー操作バックドア開閉はホンダらしい「遊び心」!!

 後席スライドドアは、ジェスチャー操作で開閉が可能な「ジェスチャーコントロール・パワースライドドア」が、なんと標準装備となる。

 スライドドアのウィンドウガラス下側に付いたセンサー部のブルーLED手を近づけ、ライトの流れに沿って手をスライドすると、ドアの開閉が可能だ。開閉途中でタッチすればストップもできる。

 最初は、「フットセンサーやタッチスイッチでもよくないか!?」と思ったが、実際に動作を見ると、実に面白く、そして動作条件もよく考えられている。

 手袋をしていてもOK、両手が塞がっていても肘で動作可能という。「他メーカーではやっていない」装備を、遊び心として入れる、ホンダのチャレンジングスピリットは実に好ましい。

ジェスチャー操作で開閉が可能な「ジェスチャーコントロール・パワースライドドア」は全車に標準装備される、新型オデッセイの目玉装備
ジェスチャー操作で開閉が可能な「ジェスチャーコントロール・パワースライドドア」は全車に標準装備される、新型オデッセイの目玉装備
スライドドアの開閉だけでなく、途中でストップさせることもできる。その後の作動方向もジェスチャーで選択可能となっている。LEDの青い光もムーディ
スライドドアの開閉だけでなく、途中でストップさせることもできる。その後の作動方向もジェスチャーで選択可能となっている。LEDの青い光もムーディ

オデッセイの「素のよさ」を体感してほしい!

新型オデッセイは、ドライビングポジションなど、評価の高かった基本的な部分は踏襲し、新たなデザイン、機能を追加して魅力アップに努めている
新型オデッセイは、ドライビングポジションなど、評価の高かった基本的な部分は踏襲し、新たなデザイン、機能を追加して魅力アップに努めている

 ホンダの開発担当者によると、マイナーチェンジによって改良した部分も大切だが、オデッセイがもともと持っていた「素の良さ」を再認識していただきたい、というのが、今回の改良型オデッセイのポイントだという。

 運転のしやすさ、ドラポジの取りやすさ、前・後席シートの座り心地、走りの気持ちよさ、そしてホンダセンシングの質の高さなど、従来型から評判のいい部分はそのままに、クルマを一層熟成させた、と話してくれた。

オデッセイと言えば走りのよさが魅力。ミニバンの走りに革命を起こしたアブソルートは新型オデッセイでも健在!!
オデッセイと言えば走りのよさが魅力。ミニバンの走りに革命を起こしたアブソルートは新型オデッセイでも健在!!

 また、オデッセイの他社車に対する強みは「走りの楽しさ」と力強く語ってくれた。オデッセイに限らず、ホンダ開発陣の走りへのこだわりは強く、他社メーカーには絶対に負けたくないところだそうだ。その辺りは、今後公道試乗の際に確かめたいと思う。

 改良型オデッセイの希望小売価格は、e:HEVが419万8000~458万0000円、2.4Lガソリンは349万5000円~392万9400円。

ハイブリッドはシステムについては基本的に変更はない
ハイブリッドはシステムについては基本的に変更はない
最上級グレードのe:HEVアブソルートEXは7人乗りのみ、4WDは8人乗りのみの設定となる
最上級グレードのe:HEVアブソルートEXは7人乗りのみ、4WDは8人乗りのみの設定となる
ノーマルと差別化したい人には、ホンダアクセス製の専用グリル、バンパーをはじめ多くのドレスアップパーツがラインナップされている
ノーマルと差別化したい人には、ホンダアクセス製の専用グリル、バンパーをはじめ多くのドレスアップパーツがラインナップされている
リフトアップシートは、2.4L、直4DOHC搭載モデルに設定されている。価格は358万2000~378万2000円(写真はサイドリフトアップシート車)
リフトアップシートは、2.4L、直4DOHC搭載モデルに設定されている。価格は358万2000~378万2000円(写真はサイドリフトアップシート車)

【画像ギャラリー】旧型から大きく進化&激変!! 蔵出し画像で新型オデッセイの細部をチェック!!

新車不足で人気沸騰! 欲しい車を中古車でさがす ≫

最新号

新型プレリュード仮想カタログほか、スポーツカー好き大歓喜情報満載!ベストカー12月10日号発売中!!

新型プレリュード仮想カタログほか、スポーツカー好き大歓喜情報満載!ベストカー12月10日号発売中!!

 ベストカーWebをご覧の皆さま、ちわっす! 愛車がどれだけ部品を交換してもグズり続けて悲しみの編集…