ジェスチャー操作バックドア開閉はホンダらしい「遊び心」!!
後席スライドドアは、ジェスチャー操作で開閉が可能な「ジェスチャーコントロール・パワースライドドア」が、なんと標準装備となる。
スライドドアのウィンドウガラス下側に付いたセンサー部のブルーLED手を近づけ、ライトの流れに沿って手をスライドすると、ドアの開閉が可能だ。開閉途中でタッチすればストップもできる。
最初は、「フットセンサーやタッチスイッチでもよくないか!?」と思ったが、実際に動作を見ると、実に面白く、そして動作条件もよく考えられている。
手袋をしていてもOK、両手が塞がっていても肘で動作可能という。「他メーカーではやっていない」装備を、遊び心として入れる、ホンダのチャレンジングスピリットは実に好ましい。
オデッセイの「素のよさ」を体感してほしい!
ホンダの開発担当者によると、マイナーチェンジによって改良した部分も大切だが、オデッセイがもともと持っていた「素の良さ」を再認識していただきたい、というのが、今回の改良型オデッセイのポイントだという。
運転のしやすさ、ドラポジの取りやすさ、前・後席シートの座り心地、走りの気持ちよさ、そしてホンダセンシングの質の高さなど、従来型から評判のいい部分はそのままに、クルマを一層熟成させた、と話してくれた。
また、オデッセイの他社車に対する強みは「走りの楽しさ」と力強く語ってくれた。オデッセイに限らず、ホンダ開発陣の走りへのこだわりは強く、他社メーカーには絶対に負けたくないところだそうだ。その辺りは、今後公道試乗の際に確かめたいと思う。
改良型オデッセイの希望小売価格は、e:HEVが419万8000~458万0000円、2.4Lガソリンは349万5000円~392万9400円。
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