■トヨタオーリス 5〜7月頃発売
日本国内では存在感を発揮し切れていないオーリスだが、5〜7月にも登場する次期型モデルには250psを発揮する1.6Lターボエンジン搭載のホットモデルが用意される計画だ。
プラットフォームはプリウスをベースとしたTNGA。標準モデルには1.8Lハイブリッドや1.2Lターボも設定される予定。
■トヨタカローラ 6〜8月発売
「原点回帰」を開発キーワードに掲げた次期型カローラアクシオは、このカテゴリーらしいベーシックさを基本にスポーティさを盛り込んで登場する。
次期型の開発担当主査を務める小西チーフエンジニアによれば、これまで5ナンバーサイズを頑なに守ってきたカローラがついに全幅1700mm超の3ナンバーワイドボディを手に入れることになりそうだ。
そのプラットフォームはもちろん新開発のTNGAで、上記で紹介している次期型オーリスとの共用となる。
エクステリアも全面的にスポーティさを打ち出したものになりそうだ。パワートレーンは直4、1.5Lのハイブリッドがメインとなり、これにガソリンエンジンが1.5Lと1.8LのNA、それに直噴1.2Lターボというワイドなラインアップで巻頭にあるスポーツモデルも追加へ(追加モデルは「GR」となる可能性もある)。
上記予想CGは同時発売のカローラフィールダー(ワゴンタイプ)。
■トヨタクラウン 6月発売
2018年の新型車のなかでも目玉となるのが新型クラウン。
次期型クラウンは2017年の東京モーターショーにほぼ量産仕様となるコンセプトを公開している。
歴代で踏襲されてきた太いCピラーを廃し、6ライトキャビンを採用して新たな試みに挑戦しているのが大きな特徴だ。
そのエクステリアは徹底した流麗さにこだわっており、リアビューはまるでクーペのような仕上がりを見せる。その走りは歴代で初めて「聖地」ニュルで鍛え上げられ、次期型クラウンは本格的なスポーツサルーンに生まれ変わる。
「アスリート」、「ロイヤル」、そして「マジェスタ」という区分けが廃止され、新しいグレード構成で発売される見込み。
■ホンダN-VAN 8〜10月発売
初代に続いて大ヒットを飛ばしている現行型N-BOXをベースに登場するのが、このN-BOX。ベースとなるN-BOXのクラス最大級となる室内空間を活かし、商用バンとして徹底的に実用性を追求したモデルになる。
具体的には2名乗車時の荷室長が1630mm、荷室高が1365mm誇る。ワンボックスタイプである現行アクティバンの荷室長1725mm、荷室高1200mmに対して荷室長ではかなわなくても、荷室高では圧倒的に凌駕しているのがポイント。
また、N-BOXはシートアレンジが独特で運転席以外のシートをすべて格納することができ、そのぶんをフルフラットな荷室スペースにできるのも魅力。
■スバルフォレスター 10月発売
新開発のスバルグローバルプラットフォームを採用することで、次期型フォレスターは飛躍的に進化して登場する。パワーユニットもいよいよ本格的なハイブリッドを搭載する。
それも先代XVに搭載されていたスバルのオリジナル製ではなく、トヨタからの技術供与によるTHSをベースに開発され、エンジンは水平対向4気筒ターボを採用。
これに縦置き用THSを組み合わせ、後輪は独立したモーターによって駆動させるeAWD方式となる。
さらにプラグインハイブリッドも開発が進められており、(同時発表となるかはまだ不明だが)近々登場予定だとか。
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