CX-5改良&ミライース新グレード&販売終了車たち 販売現場からの「生」情報

 自ら自動車ディーラーを周り、「生」の新車情報を届けてくれる流通ジャーナリストの遠藤徹氏。今回も販売現場でキャッチした新鮮な情報をたくさん届けてくれました!

 まずは大人気車マツダCX-5の年次改良ニュースから。

文:遠藤徹
ベストカー2018年1月26日号「遠藤徹の地獄耳スクープ」


■マツダCX-5を2018年2月中旬に年次改良

 マツダはミディアムSUV「CX-5」を2018年2月中旬にも年次改良する、と全国のディーラーに通知しました。今回は、ディーゼル、ガソリン両エンジンの静粛性向上と360度ビューモニターの標準装備車設定が主な改良ポイント。

 CX-5は2017年10月から増産態勢に入っており、これまで抱えていた多数のバックオーダーを消化しつつあることから、昨年10月以降はアクセラやデミオを抜いて、マツダのトップセラーモデルに浮上しています。

 昨年11月にはデミオも年次改良を実施しており(安全装備の拡大)、今後はこの両モデルがマツダ車全体の売れゆきをリードすることになりそうです。

■新型クロスオーバー「クロスビー」がヒットの予感

 12月25日に発表、発売した新型クロスオーバーSUV「クロスビー」がヒットしています。昨年12月上旬に事前予約をスタートさせているのですが、その発売前での成約数や問い合わせの数が従来の小型車を大幅に上回る反響となっているのです。

スズキクロスビー
スズキクロスビー

 これまでだと成約の申込みを終えた時点でおおよその納期が提示されるのですが、それが今回は台数が多いために明確にできない状況です。グレードは標準のMXと上級のMZの2タイプを設定しており、滑り出しの引き合いはMZの2トーンカラーに集中する傾向があります。

 スズキにとっては小型車でソリオ、スイフトと並び第3の主軸モデルとなる可能性もあります。

■ミライースはスポーツモデル&マニュアル車設定でアルトシリーズに対抗

 ダイハツはミライースに今後、ターボや5速MT車を設定するなどして商品ラインアップを強化する方針です。

 同シリーズは2017年5月にフルモデルチェンジしましたが、ターボ車や5速MT車は設定していません。CVTとターボなしの組み合わせで低価格と低燃費をウリにして販売台数を稼ぐ狙いがありました。

 ただ今後、スポーツモデルも加え、より幅広いユーザー層を得るためにはターボ車や5速MT車の設定は不可欠と見ています。

 このため2019年中盤のマイナーチェンジに合わせ、両ユニット搭載モデルをラインアップに加える方針です。5速MTは旧型のミラに設定しており、こちらをミライース用に改良してラインアップに加える見込みです。

 スポーツモデルはアルトのワークス的な別バージョンの開発も進めることを検討しています。

■ミラココアを2018年にも世代交代

 ダイハツは2018年中盤にもミラココアを世代交代します。

ダイハツミラココア
ダイハツミラココア

 同シリーズはミラの個性派モデルとして2009年8月に発売しました。ベースのミライースが2017年5月にフルモデルチェンジし、新開発のプラットフォーム&基本コンポーネントに切り替えたことから、同モデルも同じ車台で新型車に引き継ぎます。

 ミラココアは、ライバル車のアルトでいえばハイクオリティな個性派モデルのアルトラパンのようなコンセプトであることから、同様の考え方でエクステリアデザインなどを考慮して仕立てます。安全パッケージの「スマートアシスト3」も標準装備車を設定します。

■アイシス、レクサスHSが販売終了

トヨタアイシス
トヨタアイシス

 トヨタはミディアムミニバンのアイシスを2017年の11月いっぱいで生産中止しました。これまで、一括受注生産方式で細々と継続していましたが、今回で完全な廃止としました。次期型の開発計画はありません。

 トヨタは2017年11〜12月でSAI、レクサスHS、2018年1月にはFJクルーザーの販売も終了しています。合掌。

レクサスHS250h
レクサスHS250h

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