最新のアルファードは最高のアルファードなのか!?

■こんな顔をして究極の「おもてなし」

 撮影会で実車に触れると、アルファード/ヴェルファイアの凄さがよくわかる。当たり前のことをシタリ顔で言うが、とにかく広い、豪華、快適! 特にエグゼクティブラウンジの豪勢さには圧倒される。

 読者灯、温熱シート(1列目、2列目)、12.1型リアシートエンターテインメントシステム、LEDルーフカラーイルミネーション、大型アームレスト+格納式テーブル、パワーオットマンなどの装備が満載なのだ。

ロイヤルラウンジの内装。ホテルのスイートルームとか飛行機のファーストクラスのようだ
エグゼクティブラウンジの内装。ホテルのスイートルームとか飛行機のファーストクラスのようだ

 エグゼクティブラウンジは2列目セパレートシートの7人乗りのみだが、X(アル/ヴェル共通)とS(アルファード)、Z(ヴェルファイア)には8人乗りもあり、幅広く対応。

 3列目シートは左右両サイドに簡単に跳ね上げて格納できるスペースアップ機能を備えており、広大なラゲッジルームを作り出すこともできる。2列目シートを折り畳み、一番前までスライドさせると荷室長は2mを超える。

上質な肌ざわりのプレミアムナッパ本革シートを採用しているエグゼクティブラウンジ
上質な肌ざわりのプレミアムナッパ本革シートを採用している。フロントマスクにあれこれ言っていた本企画担当も思わずこの顔である

 また、助手席が最大1160mmスライドできる「助手席スーパーロングスライドシート」も新たに採用(一部グレード)。室内の収納スペースも豊富にあって、こんなに派手な顔をしていながら、おもてなしの心が溢れているのがニクイ。

 最も安い2.5LガソリンX(335万4480円)でもトヨタセーフティセンス(ACC付き)などが標準で、そのコスパの高さは驚異的。まったくスキのない構成だ。

 さて冒頭のタイトルに戻ろう。最新のアル/ヴェルは最良のアル/ヴェルなのか? ひとまず内装に関していえば、「最良なのだ!」と当サイトとしては認定したい。アルファード/ヴェルファイアは日本の誇りだ!

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