マツダが大攻勢!! CX-5 CX-8 マツダ3 マツダ6…改良&特別仕様車一挙登場

■MAZDA3も一部改良! SKYACTIV-Xがパワーアップ! 通称「SPIRIT1.1」デビュー

●MAZDA3 一部改良ココがポイント!
・SPCCI燃焼制御を最適化し、e-SKYACTIV Xの性能向上
・1.8Lディーゼルも出力向上
・ACCの作動上限車速引き上げ

 マツダ3も11月19日に一部改良された。登場以来不満を挙げる人が多かったエンジンパワーの部分にメスが入った格好だ。

スプリング、フロントバンプストッパーの特性変更、ダンパーの減衰特性変更により車両応答の質感とダイナミクス性能(走る、曲がる、止まる)を向上させた
スプリング、フロントバンプストッパーの特性変更、ダンパーの減衰特性変更により車両応答の質感とダイナミクス性能(走る、曲がる、止まる)を向上させた

 マツダ内部で「スピリット1.1」と呼ばれていた改良型SKYACTIV-Xがe-SKYACTIV Xと名称を変えて搭載。

ACCが高速域に対応したのも嬉しい。はじめからそうしてほしかったと感じる人も多いだろう
ACCが高速域に対応したのも嬉しい。はじめからそうしてほしかったと感じる人も多いだろう

 SPCCIの燃焼制御を最適化することで、ほぼすべてのエンジン回転域でトルクと出力が向上し、最高スペックも180psから190psに、トルクも22.8kgmから24.4kgmとなった。

 この改良、なんと改良前モデルにもソフトウェアアップデートにて無料適用する方向で現在マツダが検討中とのこと。

 SKYACTIV-D1.8も改良され、最高出力が116psから130psに向上。3000回転より上でよりトルクフルになり、パワフルな加速が持続的に続くようになる。

180ps/22.8kgm→190ps/24.4kgmへと最高出力/最大トルクが向上したe-SKYACTIV X。アクセル操作に対する応答性も向上し、加速感アップ
180ps/22.8kgm→190ps/24.4kgmへと最高出力/最大トルクが向上したe-SKYACTIV X。アクセル操作に対する応答性も向上し、加速感アップ
100周年特別記念車の2020ワールド・カー・デザイン・オブ・ザ・イヤー受賞記念モデルも登場。外装色はソウルレッドクリスタルメタリック。受賞記念モデル専用オーナメントがつく
100周年特別記念車の2020ワールド・カー・デザイン・オブ・ザ・イヤー受賞記念モデルも登場。外装色はソウルレッドクリスタルメタリック。受賞記念モデル専用オーナメントがつく

 ほかにも、サスペンションの改良により車両応答の質感を向上させたほか、6速MTをSKYACTIV-G 2.0に追加、55km/hまでしか動作していなかったACCを、それ以上の高速域にまで対応させた。

 大幅な進化を遂げたマツダ3、日本での売上を伸ばせるか注目だ。

●MAZDA3 X L Package諸元表
・全長×全幅×全高:4460×1795×1440mm
・ホイールベース:2725mm
・エンジン:直4DOHC+スーパーチャージャー+モーター〈直4DOHCディーゼル+ターボ〉
・排気量:1997㏄〈1756㏄〉
・最高出力:190ps/6000rpm〈130ps/4000rpm〉
・最大トルク:24.4㎏m/4500rpm〈27.5㎏m/1600-2600rpm〉
・モーター:6.5ps/6.2㎏m〈─〉
・トランスミッション:6AT/6MT〈6AT〉
・価格:338万463円〈297万3055円〉
※〈〉はXD L Package。最小回転半径、車両重量、WLTC燃費の値はメーカー準備中

CX-5、CX-8、MAZDA3 価格表
CX-5、CX-8、MAZDA3 価格表

■MAZDA6も一部改良!

 マツダ6もCX-5、CX-8と同じ12月3日に一部改良が施された。

 内容は、外装色にポリメタルグレーメタリックが追加(100周年特別記念車を除く全車)されたほか、100周年特別記念車に2.5Lターボエンジンを追加設定した。

 CX-5やCX-8に投入されたエンジン改良や新型マツコネは、次回以降の改良までお預けか?

MAZDA6の100周年記念車のベースは25S LパッケージとXD Lパッケージだったので、ガソリン派には待望のターボ追加となる
MAZDA6の100周年記念車のベースは25S LパッケージとXD Lパッケージだったので、ガソリン派には待望のターボ追加となる

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