■MAZDA3も一部改良! SKYACTIV-Xがパワーアップ! 通称「SPIRIT1.1」デビュー
●MAZDA3 一部改良ココがポイント!
・SPCCI燃焼制御を最適化し、e-SKYACTIV Xの性能向上
・1.8Lディーゼルも出力向上
・ACCの作動上限車速引き上げ
マツダ3も11月19日に一部改良された。登場以来不満を挙げる人が多かったエンジンパワーの部分にメスが入った格好だ。
マツダ内部で「スピリット1.1」と呼ばれていた改良型SKYACTIV-Xがe-SKYACTIV Xと名称を変えて搭載。
SPCCIの燃焼制御を最適化することで、ほぼすべてのエンジン回転域でトルクと出力が向上し、最高スペックも180psから190psに、トルクも22.8kgmから24.4kgmとなった。
この改良、なんと改良前モデルにもソフトウェアアップデートにて無料適用する方向で現在マツダが検討中とのこと。
SKYACTIV-D1.8も改良され、最高出力が116psから130psに向上。3000回転より上でよりトルクフルになり、パワフルな加速が持続的に続くようになる。
ほかにも、サスペンションの改良により車両応答の質感を向上させたほか、6速MTをSKYACTIV-G 2.0に追加、55km/hまでしか動作していなかったACCを、それ以上の高速域にまで対応させた。
大幅な進化を遂げたマツダ3、日本での売上を伸ばせるか注目だ。
●MAZDA3 X L Package諸元表
・全長×全幅×全高:4460×1795×1440mm
・ホイールベース:2725mm
・エンジン:直4DOHC+スーパーチャージャー+モーター〈直4DOHCディーゼル+ターボ〉
・排気量:1997㏄〈1756㏄〉
・最高出力:190ps/6000rpm〈130ps/4000rpm〉
・最大トルク:24.4㎏m/4500rpm〈27.5㎏m/1600-2600rpm〉
・モーター:6.5ps/6.2㎏m〈─〉
・トランスミッション:6AT/6MT〈6AT〉
・価格:338万463円〈297万3055円〉
※〈〉はXD L Package。最小回転半径、車両重量、WLTC燃費の値はメーカー準備中
■MAZDA6も一部改良!
マツダ6もCX-5、CX-8と同じ12月3日に一部改良が施された。
内容は、外装色にポリメタルグレーメタリックが追加(100周年特別記念車を除く全車)されたほか、100周年特別記念車に2.5Lターボエンジンを追加設定した。
CX-5やCX-8に投入されたエンジン改良や新型マツコネは、次回以降の改良までお預けか?
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