トヨタのRAV4が復活する、というニュースが編集部に入ってきました。トヨタの販売店にも、上層部からも入ってきているので、かなり確度の高い話です。
登場時期は年内から来春とのこと。以下、次期(新型)RAV4の情報をお伝えします。
文:ベストカー編集部
ベストカー2018年3月26日号「スーパースクープ特集」より
■導入されるのは「5代目」
1994年に初代が登場したトヨタのRAV4は、モノコックボディのライトクロスオーバーSUVというジャンルを切り開いたパイオニア的存在だった。
3ドアのキュートなフォルムで若者の人気を集め、のちに5ドアを追加して販売台数を伸ばし、日本にライトSUV認知の土台を作ったモデルともいえる。
![新型RAV4の予想CG](https://img.bestcarweb.jp/bestcar-web-production/pass/image_uploads/8684/images/original/%E6%AC%A1%E6%9C%9Frav4.jpg?1520774855)
RAV4はその後、2000年に2代目が登場し、2005年に登場した3代目ではより海外での販売力を意識したボディサイズとなり、「コンパクトなSUV」という国内での魅力はやや薄らいでしまった。
しかしいっぽうで、グローバルでは世界200カ国で販売され、トヨタ車としてはカローラ、ハイラックスに次いで売れているモデルとなり、トヨタにとってなくてはならない重要な世界戦略車に登りつめた。
国内では3代目のまま継続販売され2016年に販売を終了しているが、海外向けには2013年に4代目へとモデルチェンジしている。
![現在海外で販売される4代目RAV4、プラットフォームは国内で販売されるハリアーと共通で、全長4570×全幅1845×全高1545㎜のボディサイズ](https://img.bestcarweb.jp/bestcar-web-production/pass/image_uploads/8687/images/original/%E7%8F%BE%E8%A1%8Crav4.jpg?1520775074)
では日本に復活導入されるRAV4はどんなモデルか。フルモデルチェンジして登場する「5代目」だ。世界的なクロスオーバーSUVブームのなかで日本でもSUV需要が高まっているなか、ラインアップ強化のため導入される。
カテゴリーとしては、SUVとしては初めて車名別月販台数でトップを獲得した人気モデルC-HRのひとクラス上、ハリアーのひとクラス下となるボディサイズで、ロングホイールベースモデルには3列シートバージョンも用意される。
搭載エンジンはカムリにも搭載される新世代2.5Lハイブリッドがメインで、新開発の2L、NAも搭載予定。すでに開発は終盤で、今年末にも登場の予定だという。
ホンダは今夏にCR-Vを復活導入するが、それを追撃するかたちとなる。
![昨年12月のロサンゼルスショーで世界初披露されたコンセプトカー「FT-AC」。次期RAV4のデザインコンセプト](https://img.bestcarweb.jp/bestcar-web-production/pass/image_uploads/8686/images/original/20171130_03_08_s.jpg?1520775010)
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