■エンジンは2.5ガソリンと2.5ハイブリッド
今回公開された新型RAV4のスタイリングで最大の特徴といえば「アウトドアらしさ」を強めたこと。デザインコンセプトは「Adventure&Refined(冒険と洗練)」。オフロード性能を高めつつ、都市型SUVらしさも踏襲して街中でも違和感なく溶け込むようなフォルムを目指している。
公表された写真を見るかぎり、2タイプのフロントマスクが用意されている(ガソリン仕様とハイブリッド仕様の違いだと思われる)。
トヨタの次世代プラットフォーム「TNGA」を採用しており、ボディサイズは以下のとおり。
【新型RAV4 ボディサイズ(アメリカ仕様)】
全長4595×全幅1855×1700mm、ホイールベース2690mm
【参考】
トヨタC-HR 全長4360×全幅1795×1550mm、ホイールベース2640mm
トヨタ ハリアー 全長4725×全幅1835×1690mm、ホイールベース2660mm
日産 エクストレイル 全長4590×全幅1785×1685mm、ホイールベース2630mm
パワーユニットも公表されており、アメリカ仕様は直4ガソリン仕様の2.5Lエンジンと、2.5Lハイブリッド仕様の2タイプ。4WDシステムはガソリン仕様には新開発のダイナミックトルクペダリングAWD、ハイブリッド仕様には新型E-Fourが組み合わされる。
予防安全装備として全車に第2世代トヨタセーフティセンスが装備されるとのことで、価格設定はやや高めと予想する。
発売時期は、アメリカで2018年末頃(ハイブリッドは2019年初頭)、日本市場には2019年春頃、と公表された。
トヨタのSUV戦略のカギを握るモデルだけに、かなり気合いの入った開発資源が注ぎ込まれた新型RAV4。日本での発売時期もはっきり示されただけに、楽しみに待ちたい。
なお初代RAV4の頃から真っ向ライバルであり、今もアメリカ市場で火花を散らす販売合戦を繰り広げているホンダCR-Vは、こちらも2016年3月に日本市場での販売を終了しているものの、今年夏頃に復活・日本導入予定。また2台の対決が見られると思うと、こちらも楽しみ。
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