■かつて「ウィンダム」と名乗っていたクルマ
レクサスは2018年4月11日、ニュースリリースを発信。
「北京モーターショーで新型車を世界初披露」とだけ公表した。短信とともに公開されたのは本記事メイン写真にある、フロントグリルとライトの一部が写った1枚のティザー画像のみ。
北京モーターショーは4月25日〜5月4日に中国・北京で開催される。レクサスの記者発表会は初日4月25日に開催され、そこで全容が公表されるだろう。
今回発表されたこの画像だけでは、発表車がセダンなのかSUVなのかコンパクトカーなのかさえわからないが、発表タイミングや(北京モーターショーという)場所を考えると、今年中にも日本市場で発売となる「レクサスES」の可能性が高い。
レクサスESは1989年、レクサスブランド自体の立ち上げ時から用意されている老舗車種で、1991年からは「ウィンダム」という車名で日本市場でも同モデルが販売された。その後、2度のフルモデルチェンジを経るも2005年には販売不振により販売が終了。しかし北米では「6代目レクサスES」として2012年に現行型としてフルモデルチェンジし、販売が続いている。
そのレクサスESの新型車が、おそらく今回、北京モーターショーでワールドプレミアされるモデルの正体だろう。
昨年7月に日本市場でも発表され人気を博しているカムリとプラットフォームを共通化しているモデルで、発売されればレクサスのミドルクラスサルーンとして初のFF車となる。
この新型レクサスESの日本導入時期はまだ明らかにされていないが、本紙予想では8〜10月頃。レクサスブランドの中でも販売的中心車種へと位置づけられることになる。
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