■現行ジムニーの販売好調
今年7月にフルモデルチェンジを予定しているスズキのジムニーが、末期モデルながら好調な販売推移を見せています。
今年1~2月の届出台数は3133台で前年同期に比べて30.2%もの大幅な増加となっています。世代交代が決まっている末期モデルなのに、これだけ好調に売れているのは珍しいです。
SUV車がブームになっているのと、ジムニーの場合、ラダーフレーム構造でラフロードでの走破性のよさを得意としている軽自動車唯一のモデルといった特性も好調の要因として挙げられます。
20年近くもモデルチェンジせず、マイナーチェンジや一部改良、特別仕様車の設定などで商品ラインアップを強化してきました。新型になればさらに人気に加速がつく可能性があります。
■マツダCX-8が引き続き好調で2カ月待ちの状況
マツダが昨年9月中旬に発表、12月中旬から売り出した3列シートSUVのCX-8が引き続き好調な販売推移を見せています。
今年に入ってからの登録推移は1月が2938台、2月が3032台。2列シートのCX-5を大幅に上回る売れゆきで、マツダ車ではデミオに次ぐ2番手の販売実績となっています。
売れ筋は最上級のXD Lパッケージで、ボディカラーはテーマカラーのソウルレッドプレミアムを中心にホワイト、ブラック、シルバーなどの人気が目立ちます。3月中旬現在の納期は5月中旬で、2カ月待ちの状況です。
3月にCX-5が改良して本格販売に入っており、今後CX-8に対峙して、どのような売れゆきになるかが注目されます。
■次期型フォレスターは6月に国内投入
スバルは今年6月に次期型フォレスターを国内投入します。4月中旬にも現行モデルをオーダーストップし、在庫一掃セールをスタートさせます。
次期型のエクステリアデザインはキープコンセプトになりますが、中身はがらりと変えて、新世代の「スバルグローバルプラットフォーム」を採用します。
パワートレーンも現行モデルのMT仕様および同ターボ仕様を廃止し、代わって2.5L水平対向NA直噴ガソリンエンジンが中心となります。
そのほかマイルドハイブリッド仕様も用意されますが、こちらは「発売時から用意」と「発売一年後に追加設定」というふたつの情報が入っています。
ハイブリッドユニットは、先代XXVなどに搭載されていたスバル独自システムの発展形で、2L水平対向エンジンと組み合わせます。
全車フルタイム4WDであり、トランスミッションはCVTとの組み合わせとなります。最新安全パッケージ「アイサイト・ツーリング・アシスト」を全車標準装備します。
■エクリプスクロスの売れゆきは順調な滑り出し
3月から発売開始した三菱の新型SUV「エクリプスクロス」が順調な販売の滑り出しを見せています。3月中旬時点の納期は2カ月待ちの5月中旬頃となっています。
売れ筋は最上級グレードのGプラスパッケージで、次いでGタイプが多い。駆動方式は大半が4WDで占められています。
人気のあるボディカラーは、ホワイト、シルバー、ブラックで、テーマカラーのレッドダイヤモンドの引き合いも多くなっています。
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