出川哲朗のEビーノがピンチ? ヤマハが欧州で電動スクーターとEバイクら新型を一挙発表!

スタイリッシュな新感覚eバイクを2022年後半に投入

 スポーティな電動アシスト自転車は近年「eバイク」と呼ばれ、ますます市場を拡大している。昨年、欧州では新型コロナの影響もあり、500万台以上の電動アシスト自転車が売れた。数年以内に欧州で販売される自転車の50%以上が電動アシストになるとヤマハは予測している。

 動画で発表されたヤマハの新作コンセプトeバイク「B01」は、2022年夏に詳細を発表し、後半から発売する。これは、電動自転車に50cc相当の電動ユニットを組み合わせた「s-pedelec」と呼ばれるモペッド的なモデル。自転車のように軽量ながら、45km/hまでの最高速が認められる。

B01は、トラス構造のフレームにバルーンタイヤを採用。自転車のようにペダルを漕いで走り、最高速は45km/h。運転には免許やヘルメットが必要だ
B01は、トラス構造のフレームにバルーンタイヤを採用。自転車のようにペダルを漕いで走り、最高速は45km/h。運転には免許やヘルメットが必要だ

 B01は、長年関係が深かったイタリアのファンティック、モトリミナレッリの2社と共同開発。2023年から1年以内に生産開始する予定だ。

 ちなみにドゥカティも新型の電動アシスト機能付きMTBを3車種発表。奇しくもヤマハと同じ3月3日、ドゥカティワールドプレミア2022の最新章「エピソード8」で発表され、同社初の電動アシストロードバイク「FUTA」が目玉となる。

 海外ではハーレーやBMW、トライアンフらがeバイクを発売しており、ドゥカティも2019年から参入を開始している。

カーボンモノコックフレームを採用したドゥカティのFUTA。モーターの重量はわずか3.98kgで、250W&4.2kg-mを発生する
カーボンモノコックフレームを採用したドゥカティのFUTA。モーターの重量はわずか3.98kgで、250W&4.2kg-mを発生する

 ヤマハの電動バイク攻勢で、バイクのEV化が一歩前進することになりそう。まずは間もなく発表される50ccと国内125cc実証実験の詳細を待ちたい。その後、日本に50ccが導入された際には、E-ビーノの後継車となるのは確実。使い勝手が大きく高まっていると思われ、出川哲朗氏の番組がどうなるかも気になるところだ!?

【画像ギャラリー】バルーンタイヤを履いたeバイクは、電動版TW!?(12枚)画像ギャラリー

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