アルファード新型は2023年!! 年間9.5万台販売の高級ミニバンの今後

■新型登場は2023年以降!2022ラインナップにアルファードの文字はない

 新年度を迎え、各社の商品ラインナップ予定が明らかになってきている。トヨタも2022年の新車予定を販売店へ向けて発信しており、その内容には注目が集まるところだ。

 大まかに、春・夏・秋・冬と4つの時期に分けて、新型車両の登場スケジュールを発表しているようだが、2022年の新型モデルの予定は、トヨタブランドで4台のみ。具体的には、クラウン・シエンタ・カローラ・プリウスだ。(カローラは一部改良予定、他はフルモデルチェンジ)

 予定の中に、アルファード・ヴェルファイアの文字は無く、多くのユーザーが待ち望む新型モデル(4代目)の登場は、もうしばらく先となる。

 実質的なライバルは不在(トヨタ同士の争い)であり、モデル末期でも車両残価率は、3年で驚異の65%を維持するアルファード。販売は好調で人気は高く、車両価値も下がる気配を見せないクルマを、急ぎ大型改良する必要性もないのだろう。

 とはいえ、弟分のノア・ヴォクシーが新型になり、先進安全装備などの内容は、時代遅れ感を少しずつ感じてしまう。アルファードが最強のミニバンであり続けるためには、そろそろ、時代に合わせた変更が必要となるはずだ。

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