スバルオブアメリカは2022年11月10日(現地時間)、米国LAで11月17日から開催されるLAショーでワールドプレミアされる新型インプレッサスポーツの実車ティザー画像を公開した。
本文/ベストカーWeb編集部、写真/ベストカーWeb編集部、SUBARU
【画像ギャラリー】こちらはスマートなスタイリッシュHB? 新型インプレッサスポーツ実車画像が北米で公開!(13枚)画像ギャラリー■SUVのクロストレックとは違い、よりスマートなデザインに
今回、公開されたティザー画像は新型インプレッサスポーツ実車のフロントマスクの一部。フロントグリルとヘッドライト、それにボンネットの先端部分の一部が見える程度のもの。基本的にはすでに公開されているクロストレックのフロントマスクの形状に沿ったデザインが踏襲されている。
ただし、SUVのクロストレックとは違い、よりタウンユースでの使い方を想定しているインプレッサスポーツだけに無骨なSUVらしさが強調されたクロストレックとは対照的にスマートなデザインとなっている。
具体的にはインプレッサスポーツにはクロストレックのような黒いパーツが少なく、フロントグリルの形状も大きく大胆なクロストレックのものに比べてより繊細で、細かな形状となっている。
その下に位置するフォグランプベゼルの形状も牙のようなデザインは踏襲しながらクロストレックのものよりもかなりおとなしい形状となっているようだ。
■搭載するパワートレーンはやはり2Lのe-BOXERか
気になるパワートレーンだが、公式サイトでのアナウンスどおり、新型クロストレック同様に1.6L水平対向DOHCエンジンを廃止することは決定ずみ。では、新型インプレッサスポーツに採用されるのは何かというと、新型クロストレックと同じ2Lマイルドハイブリッドの「e-BOXER」である可能性が高い。
現行型にはSTI Sportグレードなどに2LDOHCのNAエンジンを残していたが、新型でも継続採用されるかどうかは未定だ。ボディ展開については新型ではセダンのG4が廃止されるのもほぼ決まりで、5ドアハッチバック車のスポーツのみとなる。
これまで歴代インプレッサはベースとなる5ドアHB車のインプレッサスポーツが先に発表され、そのクロスオーバーモデルとなるXVが1年ほど遅れてデビューするという順番を踏襲していたが、今回の新型モデルからは先にSUVのクロストレックが登場し、インプレッサは初めて遅れて登場することになる。
もちろん、これは開発要件の厳しいことに加えてドル箱市場でもある北米でSUV需要が堅調で、クロストレックはアウトバックやフォレスターよりも台数の出るモデルがあることが念頭に置かれている。
ちなみに、すでにスバル公式ウェブサイト上では、現行型インプレッサスポーツ&G4はともに生産終了に伴って2022年12月11日で新規注文受付の終了をアナウンスするとともに1.6L車とセダンモデルであるG4の展開終了も発表。つまり、新型インプレッサは5ドアHBのみとなる。
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