超絶おすすめグレードは最上級のZ
最近のトヨタは、ベースグレードを選ぶなら、車格を一つ落としたクルマの上級グレードを選ぶ方が、満足度が高いのではと感じてしまう。新型プリウスでもこの傾向は同様。ベースグレードのXを選ぶなら、シエンタやアクアなどの最上級グレードの方が、装備や質感の満足度は高いだろう。
したがって、エンジン排気量が1.8Lで十分というユーザーには、自ずとおすすめグレードはUと決まる。
ただ、そこに収まらずに積極的に選んでほしいのが2.0LエンジンのGとZだ。その中でもZがイチオシグレードとなる。
価格差では埋められない専用快適装備はZでしか得られない。今回の新型では「全ての人が運転できるクルマ」を目指しながらも、ユーザーにとっての「愛車」であることが開発のテーマになったようだ。クルマを愛でるという意味でも、大型ディスプレイやパワーシートなど、プリウスの良さを一層高く体感できるZグレードがベストバイになるだろう。
シエンタやクラウンクロスオーバー等を見ても、最上級グレードに力が入っていることが非常によくわかる。各車の個性が、トップグレードで爆発している感じだ。
これまでならプリウスは中間グレードで十分という結論に至りそうだが、新型では特別感をより深く味わってもらいたい。各種グレードにはそれぞれの良さがあるものの、新型プリウスの特徴である「特別」を最も得られるのは、間違いなく最上級のZである。
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