■ホンダが1月31日、ヴェゼル1.5Lターボ「ツーリング」発売
ホンダは1月31日、ヴェゼルの最高峰1.5Lターボ「ツーリング」を発表、翌日発売します。
ツーリングはヴェゼルでは最強パワーとなる173ps/220Nmを発揮すると同時に専用チューニングを施したCVTを搭載。ミシュラン製タイヤやアジャイルハンドリングアシスト、2本出しのマフラーフィニッシャーを装備するのが特徴です。
インテリアはスウェードコンビシート、専用のブラウンを採用し、ボディカラーは新色として特別感とスポーティさを表現する高輝度グレーと高彩度ブルーを設定します。
価格は294万840円で1グレードだけです。駆動方式はFF車のみですが、従来モデルの最上級グレードである4WD・Zハイブリッドホンダセンシングよりも価格は高く、シリーズの最高峰に位置づけられます。
■トヨタへのOEM供給車種の拡充で、ダイハツはスモールカーのラインナップを強化
ダイハツは2019年末から2020年春にかけて、トヨタへのOEM供給車種を拡充して、トヨタスモールカー部門のラインナップをバックアップする見込みです。
開発中の次世代モデルはいずれも1.3L以下のスモールカークラスで、ラフロードに強いSUVと3列シート6人乗りのミニバンの2車種。どちらもダイハツとトヨタの両ブランドに設定されます。トヨタではC-HRやシエンタの下に位置づけられるコンパクトクラスとなります。
また、ダイハツとしては登録車で年間10万台販売達成の長期計画を目指す戦略モデルとなっています。
■2019年の軽自動車は5年ぶりに200万台を突破か?
2019年の軽自動車需要は5年ぶりに200万台の大台を突破する見通しとなっています。年初からスズキがジムニーを増産するのをはじめ、3月には日産デイズ&三菱eKワゴンのフルモデルチェンジ、そして中盤から後半にかけてはホンダN─WGN、ダイハツタント、スズキアルトなどの主軸モデルが相次いでフルモデルチェンジすることが予想され、その新型車効果が期待できるからです。
10月実施の消費税引き上げは軽自動車の場合は低価格のため登録車よりもマイナスの影響が小さいとみられます。軽自動車の年間届出台数は、2014年に227万2790台と過去最高実績を達成したのをピークに、その後は200万台に届いていません。
2015年は189万6200台、2016年は172万5460台と3年連続マイナスとなりました。その後2017年184万3342台、’18年193万台(見込み)と2年連続のプラスで回復基調にあります。
2019年も見通しは明るいです。年初にスズキがジムニーを50%増産することで供給体制が整い、多数のバックオーダーを消化することで、これまでの月販2000台から3000台規模へ増販が可能となります。
3月にはハイトワゴンの日産デイズと三菱eKワゴンがフルモデルチェンジする予定で、これが4月には本格販売に入るため両シリーズは大幅な増加が期待できます。
中盤から後半にかけてフルモデルチェンジすることになりそうなホンダN-WGN、ダイハツタント、スズキアルトは、いずれも各社の主軸モデルなので、新型車効果による増販攻勢は確実であり、トータルでは5年ぶりに年間販売台数200万台を突破することが濃厚だといえます。
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