2023年4月18日、上海モーターショーでトヨタがbZシリーズの2車種を追加発表した。スポーツクロスオーバーとファミリーSUVの2台のBEVはかなり魅力的にも見える。日本導入はどうなるの!!?
文:ベストカーWeb編集部/写真:トヨタ
■ファミリ―向けSUV「フレックス スペース コンセプト」が売れそう!!
今回2車種のコンセプトモデルが発表となったトヨタの「bZ」シリーズ。BEVとして2024年に中国市場に投入を予定しているモデルとなる。まずはベストカー大注目の「bZ フレックス スポーツ コンセプト」。
こちらはプレスリリースで「ファミリー向け」と謳っているように、ルーフ高も確保され近年の「クーペルック」のSUVとは一線を画すデザインとなっている。広汽トヨタが生産・販売する予定のモデルだ。
テーマは「COZY HOME」。つまり「居心地のいい我が家」といった感じで、車内での圧倒的な居住性をテーマにしているようだ(内装見るだけでもすごい広い)。
内装はインパネなどはまだコンセプトモデル然としているものの、落ち着いた意匠はまるでオシャレな家具屋さんにいるような気分だ。外装はルーフ後端まで「絞り」がないのが特徴。
外観から推測するにかなりの室内高が確保されているようで、ベビーカーの積載、車内での子どもの着替えなど、まさにファミリー層には嬉しい設計となっていそう。
優しいフロントフェイスに加えてサイドのキリッとしたデザインはどんな人が乗っても似合うテイストだ。
■アクティブな「スポーツ クロスオーバー コンセプト」はZ世代に!!
一汽トヨタより生産・販売する予定の「bZ スポーツ クロスオーバー コンセプト」はまさにスポーティな印象。Z世代も視野に入れたモデルでパーソナル空間を意識した内装だ。
テーマは「Reboot」。つまるところ「再起動」になるのだが、仕事帰りや学校帰りなど気分を一新して楽しく盛り上がっていこう!! というテーマだ(たぶん)。赤い内装に若々しさを持たせつつ、どこか高揚感のある誂えになっている。
外観はまさに新世代のC-HRといった印象。やや実用性を犠牲にしてでも、アクティブでスタイリッシュなデザインは、個性を押し出すZ世代にとっては名刺代わりのアイコンになる。
「自動車の知能化」というキーワードもプレスリリースには含まれているので、AIの搭載でまたひと味違ったモデルになるだろう。
両モデルとも日本導入については未定だが、bZシリーズのさらなる補強のためには新規モデルの導入は必須だ。中国向けモデルがそのまま、というわけにはいかないがきっと新たなBEVの提案があるはず。
担当個人的にはファミリー向けSUVは爆発的に売れそうと思います!!
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