めちゃくちゃ売れそうクラウンエステート!! 新型エステートはワゴンじゃない!? 斬新フロントマスクは新生クラウンの象徴に

めちゃくちゃ売れそうクラウンエステート!!   新型エステートはワゴンじゃない!?   斬新フロントマスクは新生クラウンの象徴に

 10月6日、六本木ヒルズアリーナに4つのクラウンシリーズが出揃った。第一弾のクラウンクロスオーバー、第二弾のクラウンスポーツに続いて、クラウンセダンとクラウンエステートも実車が展示されたのだ。ここでは実車が初めて一般公開されたクラウンエステートについて解説していこう。

文/ベストカーWeb編集部、写真/ベストカーWeb編集部

■SUVモデルのクラウンエステートの実車が初公開!

全長4930×全幅1880×全高1620mm、ランクル300より少し小さい新型クラウンエステート
全長4930×全幅1880×全高1620mm、ランクル300より少し小さい新型クラウンエステート

 クラウンスポーツの正式発表となった10月6日、六本木ヒルズアリーナではクラウンセダン、クラウンエステートの実車展示もあり、会場は大いに盛り上がった。

 クラウンエステートは車名こそエステート(ステーションワゴンと同義語)となっているが、エステートとSUVの魅力を融合したモデルという意味が込められており、仕事も遊びも両方使えるアクティブなSUVとして開発された。

筋肉質のクラウンスポーツに比べ、スッとしていてエレガント。ジャガーのSUVに似ている
筋肉質のクラウンスポーツに比べ、スッとしていてエレガント。ジャガーのSUVに似ている

 ボディサイズは全長4930×全幅1880×全高1620mmと、ランドクルーザー300のボディサイズ(全長4985×全幅1980×全高1925mm)より全長が55mm、全幅が100mm、全高が305mm小さい。ホイールベースは2850mmと同じだ。

ハニカムグリルはレクサスRZやLM、LBXを思わせるデザインでほかのクラウンシリーズとは異なっている
ハニカムグリルはレクサスRZやLM、LBXを思わせるデザインでほかのクラウンシリーズとは異なっている

 フロントマスクは、ハンマーヘッドのトヨタの最新トヨタの流れを汲むが、グリルはスピンドルボディを採用しているレクサスRZやLM、LBXに似ていて、ほかのクラウンシリーズのグリルデザインとは異なっている。

 リアデザインについてはルーフスポイラーとリアディフューザーをブラックアウトし、左右のテールライトを結ぶ横一文字のデザインを採用。筋肉質で迫力満点のクラウンスポーツのリア回りとは違ってエレガントな印象。

■後席を倒せばフルフラットになる広大なインテリア

クラウンエステートのコクピット。ほかのクラウンシリーズとは共通のデザイン
クラウンエステートのコクピット。ほかのクラウンシリーズとは共通のデザイン

 インテリアのデザインは基本的にクラウンシリーズと共通のものだが、展示車の内装はヴェルファイアと同じ(?)サンセットブラウンの本革シートで質感も高かった。

 運転席と助手席の間にあるセンターコンソールの後席側にはUSB-タイプCソケットが2つ取り付けられていたが、セダンにある王冠マークはなかった。

クラウンエステートのリアシート。充分な広さで文句なし
クラウンエステートのリアシート。充分な広さで文句なし

 後席部分と前席上に設けられた広大なガラスルーフは圧巻。車中泊の際には夜空をゆっくり眺めることもできそうだ。

 アクティブキャビンと呼ばれる室内空間には2mを超える居住空間を備えており、サーフボードの積載に加え、リアシートがフルフラットにできるため車中泊も楽しむことができる。

リアシートを倒すと広大な空間に。開放的なガラスルーフと合わせ、車中泊にはピッタリ!
リアシートを倒すと広大な空間に。開放的なガラスルーフと合わせ、車中泊にはピッタリ!

 走りに関しては21インチタイヤを装着しているが、重い荷物を積んで長時間運転しても疲れないように乗り味になっているとのこと。

 クラウンエステートは、クラウンシリーズ4台のなかで、ラゲッジスペースが大きいため、海へ山へのアウトドアや車中泊、サーフボードを積んだりと最もアクティブに使えそうだ。

 クラウンエステートはハイブリッド(4WD)、PHEV(4WD)ともに2023年度(2024年3月まで)に発売されるとのこと。期待して待ちたい!

【画像ギャラリー】エレガントなデザインの新型クラウンエステート! 写真を徹底チェック!(6枚)画像ギャラリー

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