■パワートレイン、AWDシステムは?
新型フォレスターのパワートレインは全グレード、180ps/24.6kgmを発生する2.5L水平対向エンジンとリニアトロニックCVTが組み合わされている。
シャシー性能の強化もポイント。最新のスバルグローバルプラットフォームの採用により、ねじれ剛性が10%強化されている。
より強力な溶接技術と追加の構造用接着剤(約 26.2 フィートから 88.5 フィート)を使用した完全なインナーフレーム構造は、ボディの剛性の向上と軽量化に貢献。これらのアップデートにより、動的パフォーマンスが向上し、よりスムーズな乗り心地と静粛性が向上したという。
プレミアム、スポーツ、リミテッド、ツーリングのグレードには、パドルシフトを備えたマニュアルモードが備えられており、標準のアクティブトルクベクタリングと SI-Driveパフォーマンス管理システムによってさらに強化されている。
プレミアムには、ドライバーが選択可能なヒルディセントコントロールを備えた X-MODE が標準装備されており、滑りやすい路面や急な坂道でのホイール制御を最大限に高めている。 フォレスタースポーツ以上のグレードはデュアル機能 X-MODE にアップグレード。
ベースとプレミアムには17インチのアロイホイール、リミテッドには18インチのアロイホイールが標準装備。スポーツとツーリングは19インチのアロイホイールにアップグレードされる。
スバルらしいと言えるのがハンドリングが向上。新型フォレスターのステアリングは、WRXのデュアルピニオン電子パワーステアリングラックで強化され、よりダイレクトで自然なステアリングフィールと優れた応答性を実現したという。
■アイサイト最新バージョンを全グレードに標準装備
すべてのグレードにスバルアイサイトの最新バージョンを標準装備。改良ポイントは、より広い視野、更新された制御ソフトウェア、および電気ブレーキブースターの追加によるもので、新型フォレスターは後退自動ブレーキ、車線変更支援機能付き死角検出機能、後部横断交通警報機能など、追加のアクティブセーフティ機能が利用できる。
スバル車として初めて、アドバンスト・アダプティブ・クルーズ・コントロールの使用中にドライバーが警告に反応しなくなった場合、緊急停止アシストが作動するシステムを採用した。
この新機能は、車両を停止し、ハザードランプを点灯し、ドアのロックを解除した後、SUBARU STARLINK Connected Services が緊急サービスに通報。
全モデルに標準装備されている後部座席リマインダーは、クルマから降りる前に後部座席を確認するようドライバーに警告することで、子供やペットの挟み込みを防止。
自動緊急ステアリングは、レーンキープアシストおよびリアクロストラフィックアラートを備えた死角検出機能を備えたモデルに含まれている。この安全機能は、アイサイトおよび死角検出と連携してステアリング制御を支援し、時速 80 マイル未満の車線内での衝突を回避。
駐車中の全方位の状況認識を強化するために、利用可能なサラウンド ビュー モニターにより、車両とその周囲の360度の頭上ビューが表示。このシステムは、4台のカメラからの画像を組み合わせて、車両全体の周囲の領域を鳥瞰図で1つの画像を作成するという。
またDriverFocus注意散漫軽減システムは、ツーリングに標準装備。 この機能は、ドライバーの顔に向けた角度のカメラと顔認識ソフトウェアを利用して、疲労や注意力の欠如を監視する。
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