新型スイフトのきめ細やかな気配りがもう感動レベル!! そう、内装のデキがハンパないのだ。質感こそ高級車級とは言えないものの、USBポートやアームレストに至るまで、さすが!! ってな仕上がりなのだ。新型スイフトの内装を超絶細かくお伝え!!
文:ベストカーWeb編集部/写真:奥隅圭之
【画像ギャラリー】アームレストに注目!! ヤリス&フィットよりシッカリしてるゾ!! スイフト内装隅々イッキ見(8枚)画像ギャラリー■スポーツカー並!! コクピット感満載なのよ
さすがは走りのスイフト。現行モデルは5度運転席側にオフセットしていたが、新型スイフトはさらに傾け8度に変更。
わずかな差であるが、コレが乗ってみると別モノ!! スポーツカーレベルのコクピット感満載のデキなのだ。
新型スイフトの内装は、インパネやドアパネルなどはホワイトとブラックのモノトーン仕様。
最上級グレードMZはシルバー加飾が備わるなどの差別化を行うも原則1種類という布陣。
ソフトパッドこそ使用していないが、ダッシュボードやドアパネルなどそれぞれ違うシボを取り入れるなど、全体的に質感がアップした印象。実際に乗り込むと天井部がホワイトとなるために、本来のサイズ以上に広く感じるデキに。
■CDも聴けるぞ!! タイプAを残したワケもお見事
9インチのメーカーオプションナビはMZとMXに装着可能で、XGは9インチディスプレイオーディオとなる。ナビを選べばCDとDVDプレーヤーが備わるのもお見事。
というのもライバルのヤリスは発売当初CDプレーヤーを設定しておらず、ユーザーからの希望の声が殺到。
その結果、急遽オプション設定したという経緯がある。スイフトは最初からラインアップさせたのはお見事。
ちなみにフロントにタイプAとCそれぞれのUSBポートを備えており、前者は2.1A、後者は急速充電対応の3Aと用途によって使い分けられる仕様となっている。
ただ昨今の新車はタイプCが主流だが、そこはスズキ。
徹底したリサーチにより国内はiPhoneユーザーが多く、タイプAライトニングを愛用しているユーザーが相当数存在していることから、あえて残したという徹底ぶりなのだ。ちなみに新型スペーシアも同様。
■こりゃ歓喜!! シートヒーター2駆でも助手席に装備
個人的にグッと来たのはシートヒーター。というのもこれまでスズキのほとんどのクルマは4WDを選べば両方付くが、2WD仕様は運転席だけという作戦であった。
だが、新型スイフトは2駆モデルを選んでも両座に装備されるようになったのだ。これは地味ながらデカい!!
これまた細かい話だが、アームレストは先代モデル同様に運転席のみに装備される格納式タイプを採用。
運転席と助手席の間に据え置きタイプを設置する案も検討したというが、電子パーキングモデルならさておき、MXやXGといったレバー式のパーキングブレーキのモデルの場合、運転時に邪魔になるという判断から取りやめたという。
ヤリスやフィットといったライバル勢がほとんどオプション設定なのを考えると、スイフトはかなりエライ!!!!
ともあれステアリングが革巻きかウレタンといった細かな差はあれど、どのグレードを選んでも価格以上のデキとなった新型スイフト。
これ写真で見るより、実車で確認するのが絶対おすすめ!!
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