■安全&支援装備充実でよりユーザーに寄り添う
ここまでの紹介で新型スイフトのデザイン、そして性能についてはおわかりいただけたと思うが、まだ新型があらたに切り込んだ価値観「ユーザーの生活に寄り添った商品に」という部分に触れられていない。
どこが先代と違うのか。それは先進安全装備や運転支援機能、そしてインフォテイメント機能の充実といったところに表れている。
衝突被害軽減ブレーキはミリ波レーダー、単眼カメラ、超音波センサーを組み合わせたものとなり、先代より画角、検知エリアを拡大。右左折時の歩行者や自転車、右折時の自動二輪車も検知する。
アダプティブクルーズコントロールも性能が向上し、車線維持支援機能を装備。最上級グレードのハイブリッドMZにはアダプティブハイビームシステムも備えられたほか、選択したナビによってはスズキ初となるドライバーモニタリングシステムも用意される。
また、新機能が追加された24時間365日オペレーターにつながる「スズキコネクト」搭載の全方位モニターナビや、9インチディスプレイオーディオなど、インフォテイメント機能も充実。これらドライバーの安全確保、サポート技術を積み重ねることで、「ユーザーの生活に寄り添う」となったわけだ。
得意とする走りに磨きをかけ、さらにユーザーにこれまで以上に寄り添うクルマとなった新型スイフト。発売はCVT車が12月13日、5MT車が2024年1月17日だ。ぜひお近くのディーラーで、実車をご確認いただきたい。
■ボディカラー
新型スイフトに用意されるボディカラーは全9色、13パターン。新色は冒頭写真のクールイエローメタリックと上写真のフロンティアブルーパールメタリックだ。
3層コート塗膜構成により、深みのある質感と高彩度の発色を実現したフロンティアブルーパールメタリックは、「次世代スズキを象徴するブルー」とされている。
そのほか、バーニングレッド、ピュアホワイト、プレミアムシルバー、フレイムオレンジ、キャラバンアイボリー、スターシルバー、スーパーブラックが用意され、フロンティアブルーとバーニングレッドにはブラックルーフ、クールイエローとピュアホワイトにはルーフがガンメタとされた2トーンが用意される。
■今度のスイフトは安全装備も◎
すでに触れているように今度の新型は安全装備が大きく進化している。単眼カメラの画角拡大、レーダーのレーザーからミリ波への変更でデュアルセンサーブレーキサポートは「II」に進化し、多くの機能が追加もしくは性能アップが図られている。
注目はスズキ初採用となるドライバーモニタリングシステム。全方位モニター付メモリーナビ・スズキコネクト対応通信機器装着車が対象となるが、ナビ横のカメラがドライバーの顔を認識、必要な時は警報を発してくれる。
●スズキ スイフト(HYBRID MZ・4WD)主要諸元
・全長:3860mm
・全幅:1695mm
・全高:1525mm
・ホイールベース:2450mm
・車両重量:1020kg
・パワーユニット:1.2L直3 DOHC+モーター
・エンジン最高出力:82ps/5700rpm
・エンジン最大トルク:11.0kgm/4500rpm
・モーター出力:3.1ps/6.1kgm
・トランスミッション:CVT
・WLTCモード燃費:22.7km/L
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